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その他資格

介護福祉士の研修制度を徹底解説!キャリアパスと研修の全リスト

とも
とも
こんにちは、とも(tomoblog)です。介護福祉士を取得した後の、キャリアパスと研修について詳しくお伝えします。

筆者(とも)

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前おきメッセージ

介護福祉士を取得した後、さらにスキルアップを目指したい、キャリアアップしたいと考えている方も多いのではないでしょうか?

介護福祉士資格を取得したからといってそこで終わりではありません。

介護の現場は常に変化しており、より質の高いサービスが求められています。

そこで、介護福祉士のスキルアップ、キャリアアップに役立つのが研修の受講です。

この記事では、介護福祉士のキャリアパスと研修制度の2つの観点から詳しく解説していきます。

この記事を読む価値

  • 介護福祉士取得後の目標設定に役立ちます。
  • まとまっているので、すごく見やすくなっています。
  • 文言が簡単で、誰にでも理解できる内容です。

 

早速、見ていきましょう。

介護福祉士のキャリアパス

男の人が二つの道で悩んでいる

介護福祉士のキャリアパスは、大きく分けて役職と資格の2つに分けることができます。

(1)役職でキャリアアップ

介護施設や事業所内での役職でキャリアアップを目指す場合、一般的には次のような道筋が考えられます。

一般職員:介護業務全般を担当します。

主任・リーダー:一般職員をまとめ、指導を行います。

介護長・副施設長:介護サービス全体の管理、運営を行います。

施設長:施設全体の管理、運営を行います。

このように、経験を重ねたりスキルを磨いたりすることで、施設のマネジメントにも関わる存在になり、処遇をUPしていくことができます。

(2)資格でキャリアアップ

資格を取得することで専門性を高め、キャリアアップを目指すこともできます。

介護福祉士の資格取得後に取得できる資格としては、次のようなものがあります。

認定介護福祉士:介護福祉士の上位資格。介護サービスマネージャーとして、介護サービスの質向上、他職種との連携、人材育成などを担います。

ケアマネージャー:介護支援専門員。介護保険利用者のケアプラン作成を行います。

介護福祉士の研修制度

介護福祉士の研修制度は、大きく分けて公的研修と民間研修の2つに分けられます。

(1)公的研修

公的研修は、国や地方自治体が実施する研修です。

費用が安く設定されている場合が多く、受講しやすいのがメリットです。

主な公的研修には、次のようなものがあります。

喀痰吸引等研修:医療的ケアである喀痰吸引や経管栄養などについて学びます。

認知症介護実践者研修:認知症の人のケアについて専門的に学びます。

(2)民間研修

民間研修は、民間企業や団体が実施する研修です。

公的研修よりも費用は高くなる傾向にありますが、より専門性の高い内容を学べるのがメリットです。

有名な民間研修には、次のようなものがあります。

認定介護福祉士養成研修:認定介護福祉士の資格取得に必要な研修です。介護サービスマネージャーとしての役割、他職種との連携、人材育成などについて学びます。

ファーストステップ研修:介護福祉士として働き始めて2~3年目の若手職員を対象とした研修です。チームリーダーとしての役割、指導方法、コミュニケーションスキルなどについて学びます。

ユマニチュード研修:認知症の人へのケア技法であるユマニチュードについて学びます。

介護ロボット研修:介護現場で導入が進んでいる介護ロボットの操作方法や活用方法について学びます。

介護福祉士の研修制度でキャリアアップを目指そう

認定介護福祉士は、介護福祉士のキャリアアップを目指す方におすすめの資格です。

認定介護福祉士は、質の高い介護サービスの提供や、介護職の指導・教育、医療関係者など専門職との連携強化、地域包括ケアの推進など、介護サービスの向上を担う人材として、幅広い役割が求められています。

認定介護福祉士を取得するには、次の手順を踏む必要があります。

  1. 介護福祉士の資格を取得する。
  2. 介護福祉士として5年以上の実務経験を積む。
  3. 認定介護福祉士養成研修(計600時間)を修了する。

 

受講先によっては、介護福祉士ファーストステップ研修修了、または現任研修100時間以上の受講歴が求められる場合があります。

研修は、「認定介護福祉士養成研修 I 類」と「認定介護福祉士養成研修 II 類」の2種類があります。

より詳しい情報は、こちらのサイトからご覧下さい。公益社団法人 日本介護福祉士協会

おわりに

いかがだったでしょうか。

介護福祉士としてスキルアップやキャリアアップを目指すことは、利用者さんへのより良いサービス提供だけでなく、自身の専門性を高めることにもつながります。

研修制度をうまく活用することで、より幅広い知識と技術を習得し、介護現場での信頼を築いていくことができます。

今回ご紹介した内容を参考に、ご自身のキャリアプランを描き、次のステップへと進んでみてはいかがでしょうか。

学び続ける姿勢こそが、介護福祉士としての成長と活躍の鍵になります。

あなたの今後の挑戦を心から応援しています。

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介護士の資格取得/スキルUP/転職について記事を書きています。 作業療法士/介護福祉士/ケアマネージャー資格等の保有