筆者(とも)
記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。
日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。
読者さんへの前おきメッセージ
令和7年1月に介護福祉士試験を受けようと頑張っている皆様。
試験勉強の進み具合はいかがでしょうか?
「この勉強法で本当に合ってるのかな?」と悩んでいる方に向けて、「過去問」を使った効率的な勉強法をお伝えします!
実は、過去問は試験対策の中でも一番頼れる存在なんです。
この記事では、無駄を省いて、最短で合格を目指すためのコツをお伝えします。
なぜ過去問がそんなに大事なのか
まず、「なんで過去問がそんなに重要なの?」と思いませんでしたか。
実は、介護福祉士試験の問題の約6割が、過去問と似たテーマや形式で出題されているんです。
つまり、過去問をやり込めば、合格ラインの点数をほぼカバーできるってこと。
これはもう使わない手はないですよね!
さらに、過去数年分の過去問をやり込むことで、試験の「出題傾向」や「解答のパターン」がわかるようになります。
「どんな問題が多く出るのか」とか、「どう答えればいいのか」という感覚が自然と身について、応用力もぐんぐん上がります。
過去問を使った具体的な勉強法
では、「過去問が大事なのはわかったけど、どうやって使えばいいの?」という疑問にお答えしていきますね。
ポイントは3つです。
- 過去3年分を揃える
- 10回以上繰り返す
- 復習はしっかりし、解説を読み込む
それぞれ具体的に解説します。
① 過去3年分の過去問を購入する
まず最初にすることは、直近3年分の過去問を買いましょう。1年分で125問、3年分で375問あります。この量をこなすのは大変ですが、繰り返すことで確実に力になります。おすすめはこちら。
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② 10回繰り返す
ここが大事です。一度や二度解いただけでは不十分。間違えても気にせず、少なくとも10回以上は繰り返してください。最初は「何となく見たことあるな」くらいでもOKです。5~6回解くと、「この選択肢は違うな」と判断できるようになり、10回を超えると「この問題はもう大丈夫!」と思えるレベルになります。
③ 復習をしっかり
解きっぱなしにしないことも大切です。間違えた問題は、なぜ間違えたのかを必ず確認しましょう。正解の理由だけでなく、間違いの選択肢がなぜ不正解なのかまで理解しておくと、少しひねった問題にも対応できるようになります。
効率よく進めるためのコツ
効率よく勉強を進めるためのコツは3つあります。
- 過去問だけに集中!
- 動画やアプリを使う
- 計画的に進める
それぞれ具体的に解説します。
① 過去問だけに集中!
受験対策の中心は過去問です。参考書や予想問題に手を広げすぎると、かえって混乱してしまいます。特に試験が近づいてきたら、過去問3年分を繰り返し解くというシンプルな戦略が一番効果的です。
② 動画やアプリを使う
もし「紙の過去問はちょっと苦手…」という方がいれば、YouTubeや学習アプリを使うのもおすすめです。動画ではポイントを視覚的に学べるので、記憶に残りやすいですし、アプリなら通勤時間やちょっとしたスキマ時間にも学習できます。
③ 計画的に進める
1日で全部やろうとするのは無理があります。過去問を小分けにして「1日〇〇問ずつ解く」とか、「週に〇パート終わらせる」とか、自分に合ったペースを作るのがコツです。試験日から逆算して、1日にどれぐらいの勉強量をこなすべきか計算してみましょう。
避けたいNGな勉強法
せっかく頑張っているのに、非効率なやり方だともったいないです。次のようなやり方は避けるようにしましょう。
- 過去問を後回しにする
- いきなり暗記から入る
- 暗記だけで勉強を終わらせる
- 非効率な暗記方法にハマる
詳しく知りたい方は、コチラの記事をご覧下さい。
他にも、試験に出ないような細かい知識を追い求めてしまったり、参考書や予想問題集をいくつも購入して、知識が散らばってしまうようなケースです。
「まずは過去問!」と心に決めておきましょう。
試験勉強はシンプルに
介護福祉士試験の勉強法は、とてもシンプルです。
次の【学習サイクル】を繰り返すだけでOKです。
【学習サイクルの例】
- 過去問を解く
- できた部分・できなかった部分をチェック
- 解説を読み、理解を深める
- 頻出テーマを中心に復習
- 翌日、再度過去問で確認
過去問を中心にして、効率よく知識を吸収するのが成功へのカギです。
しんどいけど、繰り返しの努力が必要です。
途中で諦めず、コツコツと続けていきましょう。
おわりに
いかがだったでしょうか。
介護福祉士試験は、正しい方法で取り組めば決して難しい試験ではありません。
過去問を味方にして、自分のペースで着実に学んでいけば、きっと合格に近づけます。
この試験を突破することで、介護福祉士としての新たな一歩を踏み出せるはずです。
みなさんの努力が報われ、素晴らしい未来につながることを心から応援しています!
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