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介護施設で役立つ!接遇研修レポートの書き方と例文

とも
とも
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。今回は「接遇研修レポートの書き方と例文」についてです。

筆者(とも)

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前おきメッセージ

介護施設では、利用者さんやご家族、そしてスタッフ同士の円滑なコミュニケーションが重要です。

そのために欠かせないのが「接遇研修」です。

そして研修を受けただけでは終わらず、学んだことを記録し、振り返ることが大切です。

本記事では、介護施設で役立つ接遇研修レポートの書き方と具体的な例文を紹介します。

研修内容をしっかりと記録し、実際の業務に活かせるレポートを作成するためのポイントをわかりやすく解説します。

介護施設で接遇研修が重要な理由

接遇とは、相手を思いやり、敬意をもって接することを指します。

笑顔での挨拶、丁寧な言葉遣い、適切な態度など、小さな心配りが利用者さんの満足度向上や施設全体のイメージアップにつながります。

しかし、介護現場では忙しさのあまり、つい接遇がおろそかになってしまうことも少なくありません。

だからこそ、定期的な接遇研修を通じて意識を高め、実践力を身につけることが大切です。

ではここで、接遇のマニュアルや研修にすることのできる資料をご紹介させていただきます。

介護職員2人
訪問介護の接遇マニュアル【研修資料としても使える内容】「接遇マニュアル」の整備や、「接遇研修」定期研修の実施は、利用者さんの生活に入っていく訪問介護において必須です。 介護職員一人ひとりの接遇の良し悪しが事業所全体の評価にも直結します。 この記事では、訪問介護職員に必要な接遇スキルの基本中の基本をお伝えしています。 ぜひ、参考にしてみてください。...

接遇研修レポートの基本構成

接遇研修のレポートを書く時、書式が決まっていない場合は、次の順番に考えるとスムーズに書くことができます。

  1. 研修目的
  2. 研修内容
  3. 自分の考え
  4. まとめ

特に「③の自分の考え」の部分が大切です。

ここでは、研修で学んだことや気づいたこと、これからの目標なんかを具体的に書くといいと思います。

そしてレポートの最初部分には、だいたいこんな項目が入ります。

  • 作成日:レポートを作った日
  • 宛名(提出する上司などの名前)
  • あなたの氏名と所属
  • タイトル:研修の名前やテーマをシンプルに
  • テーマ:研修のメインの内容
  • 日時:研修があった日と時間
  • 開催場所:どこで行われたか
  • 主催者名:誰が開催したか
  • 講師名:研修を教えてくれた人

タイトルは研修内容を簡潔に表すものが良いです。

「接遇研修報告書」や「介護現場の接遇研修レポート」などが良いかと思います。

接遇研修レポートの例文集

ここでは「③の自分の考え」の例を記載していきます。

例文1:

今回の研修で最も印象に残ったのが、介護現場での正しい言葉遣いや、利用者さんに不快感を与えない態度の大切さについてです。

言葉遣いだけでなく、利用者さんに安心感を与えるための配慮も大事だと感じました。

例文2:

普段から接遇には気をつけていたつもりでしたが、研修を通じて、忙しい時こそもっと優しい声かけや気配りが必要だと気づきました。

特に、焦っている時や時間に追われている時に、利用者さんの反応にもっと注意を払うべきだと反省しました。

例文3:

研修を受けて、どんな状況でも利用者さんに思いやりを持って接することが、信頼関係の構築に繋がると実感しました。

今後は、笑顔でいられるように心の余裕を持ち、介護のプロとして誇れる行動を心がけていきたいと思います。

接遇の基本5原則に関する例文

接遇には「基本5原則」というものがあります。

それは「表情・挨拶・身だしなみ・言葉遣い・態度」です。

それぞれに対しては、次のような感想を書いてみてはいかがでしょうか。

表情:「研修を通じて、利用者さんと話していない時でも、常に穏やかな笑顔を保つことが大切だと気づきました。」

挨拶:「利用者さんの目を見て笑顔で挨拶することで、安心感を与えることができると実感しました。」

身だしなみ:「忙しい時でも清潔感のある身だしなみを保つことが、安心感を与えると学びました。」

言葉遣い:「正しい敬語やクッション言葉を使うことで、柔らかい印象を与え、丁寧な対応ができると学びました。」

態度:「どれだけ忙しい時でも、話を聞く時には必ず手を止め、相手の顔を見て真摯に向き合うことが大切だと学びました。」

これらの例文を参考にして、研修で学んだことや気づいたことを具体的に書けば、より印象の良いレポートが作成できるはずです!

効果的なレポート作成のコツ

さらに効果的なレポートを作るために、次の項目を意識しましょう。

  • 研修中にメモを取っておくと、重要なポイントや気づいたことを忘れずに記録できる。
  • 結論から書き始めて、報告書の目的を明確にする。
  • 一文は短く、一つの事に絞って書く。
  • 具体的なエピソードを入れると説得力がアップする。
  • 研修の良かった点や発見に焦点を当てて、ポジティブに書く。
  • 研修テーマから外れたことは書かず、関連性のあることに絞る。
  • 資料の内容をそのまま書き写さないように、自分の言葉で表現する。

おわりに

いかがだったでしょうか。

接遇研修レポートは、ただの記録ではなく、学びを深め、日々の業務に活かすための大切なツールです。

適切に書くことで、自分自身の成長につながるだけでなく、職場全体の接遇力向上にも貢献できます。

本記事で紹介した書き方や例文を参考にしながら、実践的で役立つレポートを作成してみてください。

研修の学びをしっかりと振り返り、より良い介護サービスの提供につなげていきましょう。

それではこれで終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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介護士の資格取得/スキルUP/転職について記事を書きています。 作業療法士/介護福祉士/ケアマネージャー資格等の保有