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介護福祉士

【2025年】第37回介護福祉士国家試験の合格発表はいつ?

とも
とも
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。公益財団法人 社会福祉振興・試験センターによると、第37回(令和6年度)介護福祉士国家試験の合格発表は、令和7年(2025年)3月24日(月)14時の予定となっています。

筆者(とも)

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前おきメッセージ

介護福祉士国家試験の合格発表は、合格を目指して頑張ってきた皆さんにとって一大イベントです。

発表の瞬間をスムーズに迎えるために、ネットでの確認方法や注意点をしっかり押さえておきましょう。

この記事では、合格発表の確認手順や注意すべきポイント等を詳しく解説しています。

また、合格後に必要な手続きについても触れているので、これからの準備にも役立つ内容です。

介護福祉士の合格発表をネットで確認する方法

発表予定日時になったら、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのホームページにアクセスしましょう。

「国家試験合格速報」に、合格者の受験番号が掲載されます。

掲載予定日時は、2025年3月24日(月)の14時からです!

この時間以降にチェックしてください。

【注意点】

通信状況によって、合格速報が表示されないことがあります。

その場合でも、郵送される結果通知で必ず確認しましょう。

通常、結果通知は3月24日(月)に発送されます。

4月上旬になっても届かない場合は、試験センターに電話で問い合わせてください。

介護福祉士国家試験合格後の手続きについて

介護福祉士国家試験に合格したら、介護福祉士として名乗るために「登録簿への登録」と「登録証の受け取り」が必要です。

次の手順で行いましょう。

① 登録申請書類をチェック

合格通知と一緒に「登録申請書」などの書類が送られてきます。

まずは必要な書類が全部揃っているか確認しましょう。

必要書類を提出

書類が揃ったら、指定の方法で提出します。

その後、受理されて登録が完了すると「登録証」が交付されます。

③ 登録証の受け取り

書類を提出してから、登録証が手元に届くまでだいたい1ヶ月程度かかります。

もし書類をなくしてしまった場合でも安心してください!

試験センターの登録部に連絡すれば再発行をお願いできます。

合格率や傾向は?

過去の合格率を見てみましょう。

年度 受験者数 合格者数 合格率
第23回(2011年) 154.223人 74.432人 48.3%
第24回(2012年) 137.961人 88.190人 63.9%
第25回(2013年) 136.375人 87.797人 64.4%
第26回(2014年) 154.390人 99.689人 64.6%
第27回(2015年) 153.808人 93.760人 61.0%
第28回(2016年) 152.573人 88.300人 57.9%
第29回(2017年) 76.323人 55.031人  72.1%
第30回(2018年) 92.654人 65.574人  70.8%
第31回(2019年) 94.610人 69.736人 73.7%
第32回(2020年)   84.032人 58.745人 69.9%
第33回(2021年) 84.483人 59.975人 71.0%
第34回(2022年) 83,082人 60,099人 72.3%
第35回(2023年) 79,151人 66,711人 84.3%
第36回(2024年) 74,595人 61,747人 82.8%

 

介護福祉士国家試験は、第1回から現在までに36回実施されており、その間に合格率は大きく変動してきました。

初期の合格率はおおよそ40%前後で、第1回目は30%台後半という低い水準でした。

しかし、回を重ねるごとに合格率は着実に上昇していきました。

例えば、第19回(平成18年度)では合格率は50%を少し超える程度でしたが、第24回(平成27年度)には63.99%に達しました。

この大幅な上昇は、介護福祉士の受験資格に実務者研修の修了が必須となったことが主な原因です。

これにより、受験生の質が向上し、合格率が上昇したと考えられます。

さらに、第29回(平成28年度)からは、実務者研修の修了が受験資格となり、その結果、合格率は70%前後で安定するようになりました。

また、第35回(令和4年度)では技能実習生の受験が本格化し、これが合格率の向上に大きく寄与しました。

技能実習生は、介護福祉士資格を取得しなければ帰国しなければならないため、資格を取る意欲が高く、それが合格率を押し上げた要因となっています。

これらの過去のデータを元に、第37回(2025年1月)の試験合格率を予測すると、おそらく80%から85%の範囲になると予想されます。

これまでの合格率の動向を見ても、80%を下回ることはないと考えられます。

不合格だった場合のリスタート方法

介護福祉士国家試験では、2026年1月の試験から新しく「パート合格制度」がスタートする予定です。

試験に落ちても、合格した科目群は次回の試験で免除されるというものです。

これなら、不合格だった科目だけに集中して勉強できるので、再チャレンジの負担が軽くなります。

詳しい情報は、こちらの記事をご確認ください。

介護福祉士試験 新制度
2025年度。介護福祉士国家試験に「パート合格制度」が登場!制度の詳細やメリット・課題を徹底解説2024年9月11日に正式に発表された「パート合格制度」が、2026年1月に実施される第38回介護福祉士国家試験から導入されることになりました。 この新制度は、介護職を目指す人やすでに働いている人にどのような影響を与えるのでしょうか。 パート合格制度の仕組みやその背景、メリット・課題について詳しく解説していきます。...

合格後の未来

試験に合格すると、主に次のような選択肢が考えられます。

① キャリアアップ

ケアマネージャー(介護支援専門員)や福祉用具専門相談員などの資格取得を目指すことで、より専門的な業務に携わることが可能です。

② 転職や収入アップ

介護福祉士を取得することで転職はしやすくなり、収入アップにつながることもあります。法人や施設ごとに待遇の違いがあるため、情報収集が重要です。

③ 副業や新たな挑戦

派遣で副業もできるし、スキルをブログなどで発信し、収入を得ることができます。また最近ではフリーワンスとして働く介護福祉士も増えています。

詳細はコチラの記事をご覧ください。

合格後の進路ガイド
【第37回介護福祉士国家試験】合格後の進路ガイド!試験が終わった今は、これからどうするか、未来のことを考えるいいタイミングでもあります。 介護福祉士の資格はただの通過点じゃなく、むしろここからが本当のスタートです。 キャリアをどう切り開いていくかで、これからの人生が大きく変わります。 そこで、今回は介護福祉士の資格をどう活かしていくかについて、記事にしたいと思います。...

おわりに

いかがだったでしょうか。

合格発表後にやるべきことを事前に準備しておけば、スムーズに次のステップに進めます。

合格した方は、登録手続きを忘れずに進めましょう!

不合格だった方も、2026年から導入予定の「パート合格制度」を活用し、次回の試験に向けて前向きに挑戦していきましょう。

この記事が、皆さんの合格発表確認やその後の手続きの助けになれば嬉しいです。

それではこれで終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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