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介護福祉士

【2026年】第38回介護福祉士国家試験の合格発表はいつ?

とも
とも
こんにちは、とも(tomoblog)です。公益財団法人 社会福祉振興・試験センターによると、第38回(令和7年度)介護福祉士国家試験の合格発表は、令和8年(2026年)3月16日(月)の予定となっています。

筆者(とも)

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前おきメッセージ

介護福祉士国家試験の合格発表は、合格を目指して頑張ってきた皆さんにとって一大イベントです。

発表の瞬間をスムーズに迎えるために、ネットでの確認方法や注意点をしっかり押さえておきましょう。

この記事では、合格発表の確認手順や注意すべきポイント等を詳しく解説しています。

また、合格後に必要な手続きについても触れているので、これからの準備にも役立つ内容です。

介護福祉士の合格発表をネットで確認する方法

ネットを確認しているところ

発表予定日時になったら、公益財団法人 社会福祉振興・試験センターのホームページにアクセスしましょう。

「国家試験合格速報」に、合格者の受験番号が掲載されます。

掲載予定日時は、2026年3月16日(月)の14時からです!

この時間以降にチェックしてください。

【注意点】

通信状況によって、合格速報が表示されないことがあります。

その場合でも、郵送される結果通知で必ず確認しましょう。

通常、結果通知は令和8年3月19日(木曜日)発送に発送されます。

4月上旬になっても届かない場合は、試験センターに電話で問い合わせてください。

介護福祉士国家試験合格後の手続きについて

介護福祉士国家試験に合格したら、介護福祉士として名乗るために「登録簿への登録」と「登録証の受け取り」が必要です。

次の手順で行いましょう。

① 登録申請書類をチェック

合格通知と一緒に「登録申請書」などの書類が送られてきます。

まずは必要な書類が全部揃っているか確認しましょう。

必要書類を提出

書類が揃ったら、指定の方法で提出します。

その後、受理されて登録が完了すると「登録証」が交付されます。

③ 登録証の受け取り

書類を提出してから、登録証が手元に届くまでだいたい1ヶ月程度かかります。

もし書類をなくしてしまった場合でも安心してください!

試験センターの登録部に連絡すれば再発行をお願いできます。

合格率や傾向は?

過去の合格率を見てみましょう。

年度受験者数合格者数合格率
第23回(2011年)154.223人74.432人48.3%
第24回(2012年)137.961人88.190人63.9%
第25回(2013年)136.375人87.797人64.4%
第26回(2014年)154.390人99.689人64.6%
第27回(2015年)153.808人93.760人61.0%
第28回(2016年)152.573人88.300人57.9%
第29回(2017年)76.323人55.031人 72.1%
第30回(2018年)92.654人65.574人 70.8%
第31回(2019年)94.610人69.736人73.7%
第32回(2020年)  84.032人58.745人69.9%
第33回(2021年)84.483人59.975人71.0%
第34回(2022年)83,082人60,099人72.3%
第35回(2023年)79,151人66,711人84.3%
第36回(2024年)74,595人61,747人82.8%
第37回(2025年)75,387人58,992人78.3%

介護福祉士国家試験は、第1回から現在までに37回実施されており、その間に合格率は大きく変動してきました。

初期の合格率はおおよそ40%前後で、第1回目は30%台後半という低い水準でした。

しかし、回を重ねるごとに合格率は着実に上昇していきました。

例えば、第19回(平成18年度)では合格率は50%を少し超える程度でしたが、第24回(平成27年度)には63.99%に達しました。

この大幅な上昇は、介護福祉士の受験資格に実務者研修の修了が必須となったことが主な原因です。

これにより、受験生の質が向上し、合格率が上昇したと考えられます。

さらに、第29回(平成28年度)からは、実務者研修の修了が受験資格となり、その結果、合格率は70%前後で安定するようになりました。

また、第35回(令和4年度)では技能実習生の受験が本格化し、これが合格率の向上に大きく寄与しました。

技能実習生は、介護福祉士資格を取得しなければ帰国しなければならないため、資格を取る意欲が高く、それが合格率を押し上げた要因となっています。

これらの過去のデータを元に、第38回(2026年1月)の試験合格率を予測すると、おそらく80%から85%の範囲になると予想されます。

不合格だった場合のリスタート方法

介護福祉士国家試験では、2026年1月の試験から新しく「パート合格制度」がスタートします。 

試験に落ちても、合格した科目群は、2年間は免除されるというものです。 

これなら、不合格だった科目だけに集中して勉強できるので、再チャレンジの負担が軽くなります。 

詳しく知りたい場合は、コチラの記事をご参照ください。

合格基準と出題基準
【第38回介護福祉士国家試験対策】合格基準と出題基準。それぞれの詳細を徹底解説!介護福祉士試験を受ける方にとって、合格基準や出題基準を事前に理解しておくことは、効率的な試験対策を行うために非常に役立ちます。本記事では、第37回介護福祉士国家試験における合格基準や出題基準について、わかりやすく解説します。これから試験勉強に臨む方が、勉強方針を間違わないよう安心して準備できるような情報となっています。...

合格後の未来

試験に合格すると、主に次のような選択肢が考えられます。

① キャリアアップ

ケアマネージャー(介護支援専門員)や福祉用具専門相談員などの資格取得を目指すことで、より専門的な業務に携わることが可能です。

② 転職や収入アップ

介護福祉士を取得することで転職はしやすくなり、収入アップにつながることもあります。法人や施設ごとに待遇の違いがあるため、情報収集が重要です。

③ 副業や新たな挑戦

派遣で副業もできるし、スキルをブログなどで発信し、収入を得ることができます。また最近ではフリーワンスとして働く介護福祉士も増えています。

詳細はコチラの記事をご覧ください。

合格後の進路ガイド
【第38回介護福祉士国家試験】合格後の進路ガイド!試験が終わった今は、これからどうするか、未来のことを考えるいいタイミングでもあります。 介護福祉士の資格はただの通過点じゃなく、むしろここからが本当のスタートです。 キャリアをどう切り開いていくかで、これからの人生が大きく変わります。 そこで、今回は介護福祉士の資格をどう活かしていくかについて、記事にしたいと思います。...

おわりに

いかがだったでしょうか。

合格発表後にやるべきことを事前に準備しておけば、スムーズに次のステップに進めます。

合格した方は、登録手続きを忘れずに進めましょう!

不合格だった方も、2026年から導入予定の「パート合格制度」を活用し、次回の試験に向けて前向きに挑戦していきましょう。

この記事が、皆さんの合格発表確認やその後の手続きの助けになれば嬉しいです。

それではこれで終わります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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