本記事はアフィリエイト・プロモーションを含みます

虐待防止

新人職員向け!「虐待」とは?わかりやすく解説します【高齢者虐待防止研修】

とも
とも
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。【介護施設の高齢者虐待防止に資する研修】をタイトルのような内容でお伝えします。

筆者(とも)

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前おきメッセージ

介護仕事は、高齢生活支え、寄り添う大切役割ってます。

だからこそ、その関わりひとつで、利用さん尊厳守るともあれば、知らず知らずうちつけしまうことあります。

自分そんなことしない」っても、さや経験不足から不適切対応ってしまうことでもうることです。

記事では、新人職員皆さんっておくき「虐待」基本わかりやすく解説し、現場つけたい言動予防ためポイント紹介ます。

大切は、「相手立場って考える」こと。

心して働ける環境と、利用さん笑顔過ごせる毎日ために、ここ一緒んでいきしょう。

この記事を読む価値

  • 新人職員向けの簡単な内容です。
  • 読み進めるだけで15分程度の研修にできます。
  • 入社オリエンテーションで使っていただくと便利です。

 

早速、見ていきましょう。

それ、虐待かも?新人っておきたい基本知識

介護現場では、高齢関わりひとつで、その尊厳守ることも、傷つけることあります。

とくに新人職員皆さんは、「どこから虐待なるか」「自分大丈夫ろうか」不安感じるかもせん。

高齢虐待は、暴力暴言だけ指すものではありません。

本人同意なくお金使たり、必要介護たり、本人意思無視一方世話すること虐待にあたる場合あります。

【虐待5種類】

  • 身体
  • 心理
  • 性的
  • 経済
  • ネグレクト

大切は「本人気持ち置き去りにしていないか」という視点です。

日本では「高齢虐待防止法」により、高齢不適切対応法律問題ています。

高齢虐待防止法」について詳しく知りたい方は、コチラの記事をご参照ください。

高齢者への虐待
「高齢者虐待防止法」をわかりやすく解説します【介護施設の虐待防止研修資料】「高齢者虐待防止研修の発表者に選ばれたけど、どんな内容にすればよいかわかりません…」こんな方に向けて、【高齢者虐待防止法】についてわかりやすく説明している研修資料となる記事を書きました。この記事を読むことで、【高齢者虐待防止法】について詳しく理解でき、また【高齢者虐待防止】の基本的な考えを理解することができます。 ...

知らずにししまう虐待背景は?

虐待聞くと「自分関係ない」思うかもせんが、実際悪気ないまましまうケースなくありません。

その背景は、さまざま要因関係ています。

たとえば、人手不足業務続くと、余裕なくなり、つい乱暴対応しまうことあります。

介護知識技術十分でないと、高齢言動誤解したり、どうていいかからなくたりて、適切ない対応つながることあります。

また、認知症状戸惑い、同じ質問れることストレスまり、イライラしまうことあるしょう。

そうした日々積み重ねが、知らず知らずうち虐待つながることもあります

職場雰囲気関係ています。

相談できるがいない、無理シフト続く、職員同士連携ない――こうした環境では、気持ちすりってしまい、冷静いやすくなります。

新人職員つけたいNG言動その理由

現場では時間われたり、思うよういかないこと多くある思います。

ですが、その中でも「はいないこと」「ってはいないこと」しっかり意識おく必要あります。

たとえば、無理身体したり、ベッドたりすることは、たとえ介護やす考え行動でも、身体虐待にあたります。

本人身体痛み与えるだけなく、自分意思動く自由奪うことにつながります。

たり、無視したり、子ども扱いするよう言動は、心理虐待にあたります。

相手にとっては、深い残す行為です。

また、羞恥心配慮排泄介助着替え方法も、場合によって性的虐待れることあります。

お金使い方注意必要です。

本人了承金銭管理したり、必要支出制限したすることは、経済虐待にあたるそれあります。

さらに、入浴食事提供放置したり、必要医療介護サービス受けなかたりすることは、ネグレクトです。

これらは、本人健康尊厳大きく損なう行為です。

虐待には至らないが、放っておくと虐待に発展してしまうような言動のことを「不適切なケア」とよびます。

「不適切なケア」について詳しく知りた方は、コチラの記事をご参照ください。

高齢者を無視しているひと
【介護施設】高齢者虐待防止に資する研修【不適切なケアの予防】利用者さん(入居者さん)に対する虐待が生じてしまう施設は、必ず職員の不適切なケアが行われています。不適切なケアの積み重ねが、虐待へ発展してしまう訳です。よって「虐待予防」は、まず「不適切なケアの予防」から取り組む必要があります。この研修記事では「不適切なケアとは何か」「どうすれば防げるのか」についてお伝えしていきます。...

現場サイン気づくは?観察違和感大切

高齢自身が「虐待ています」はっきり言うことは、実はあまり多くありません。

そのため、周囲いち早く異変気づくこととても重要です。

たとえば、理由ないアザある、表情ってたり、元気なくってたりする。そんな小さな変化も、ないようしましょう。

衣服汚れていたり、部屋極端不衛生たりすることも、うまくいっていないサインかもせん。

また、食欲変化や、不自然拒否反応、介助極端嫌がるよう態度見逃しはいせん。

本人うまく言葉説明できない場合あるので、「なんだかおかしいな」感じる違和感大切にしください。

虐待防ぐため日頃からできること

日々仕事虐待防ぐためは、何よりまず「相手立場立つこと」基本です。

そして、ず、ず、一つひとつケア丁寧行う意識必要です。

まず、自分自身介護技術高めることが、安心できるケアつながります。

知識あることで、誤解不安からくるトラブルます。

また、ストレスためすぎないように、自分心身状態しょう。

疲れときや、感情なりそうときは、無理周り頼ること大切です。

高齢は、しっかり向きい、言葉表情を通して丁寧関わること信頼関係なります。

そして、職場仲間日頃からかけい、ときすぐ相談できる関係っておくことが、虐待防ぐなります。

先輩からアドバイス:ときどうする?

現場で「これって大丈夫かな?」ときや、「もしかして虐待かも」感じときは、絶対に一人抱えないください。

判断迷うときこそ、相談すること大切です。

虐待疑いある場合は、職場上司虐待防止担当必ず報告ください。

法律では、介護職員虐待つけ場合、市町村通報する義務ある定めています。

万が一ときには、地域包括支援センターなど専門機関連絡すること必要です。

通報したこと職員不利益受けることありません。

通報法律によってていますので、心して相談・報告ください。

通報の手順等について詳しく知りたい方は、コチラの記事をご参照ください。

介護職が高齢者を叩こうとしている
【通報の流れ・事例公開】高齢者虐待防止研修で押さえるべき義務と対応手順高齢者虐待防止法では、介護の仕事に携る職員には、虐待を発見した場合の通報義務が課せられています。この記事では、高齢者虐待の定義や具体的な事例、そして現場での初動対応や通報の手順、通報の重要性について、具体例を交えて解説します。研修資料としても活用していただければ幸いです。...

問題きたときには、組織全体対応すること基本です。

一人判断抱えまず、周囲協力ながら、適切対応心がけしょう。

現場つけたい!3場面チェックポイント

介護現場では、「日常ケア」「トラブル」「家族対応」3場面特に注意必要です。

日常ケアでは、生まれる分、対応なりがちです。

利用者さん表情言葉軽視ず、毎回かけ動作丁寧行うこと大切です。

トラブルきたときには、感情ならず、まずは落ち着い状況確認しましょう。

ってたり、づく対応しまうと、それ虐待つながる危険あります。

また、家族関わりでは、高齢本人意思置き去りしないよう注意必要です。

ご家族意見すぎず、あくまで「本人立場」尊重する姿勢求めます。

おわりに

いかがだったでしょうか。

高齢虐待防ぐため大切は、特別技術よりも「気づくこと」と「相談すること」です。

これって大丈夫かな?」とき、その小さな違和感大切にして、信頼できるください。

一人抱えないことが、虐待早くつけ、安心できるケアつながります。

そして何より、利用さん気持ち寄りい、尊厳大切する姿勢忘れないください。

今日こととめて、毎日ケア立てたらうれしいです。

どんなときも、「ために、ためこの仕事いるか」思い出ながら、チーム支えって、よりよい介護一緒目指ていしょう。

お知らせ①【介護事業所の必須研修資料一覧(2025年度版)】

介護サービスごとにわかりやすく、情報公表調査で確認される研修と、義務づけられた研修を分けて記載しています。

また、それに応じた研修資料もあげています。研修資料を探している方は、ぜひ参考にしてください。

テレビ会議
介護事業所の必須研修資料一覧【2025年度版】介護事業所や施設には、いろいろな研修が必要です。でも「あれは必須研修だった?」、「あの研修は情報公表調査にのっていたっけ?」など忘れてしまうことがあります。そんな方の為に、介護サービスごとにわかりやすく、情報公表調査で確認される研修と、義務づけられた研修を分けて記載しています。また、それに応じた研修資料もあげています。...

お知らせ②【介護職の方へ!老後とお金の不安を解消する方法!】

介護職の仕事をしていると、低賃金や物価の高騰、そして将来に対する漠然とした不安がついて回ります。

特に独身の方は老後の生活費や年金に対する不安が大きいのではないでしょうか?

下記のブログは、そんな不安を解消するために実践すべき7つの方法です。

少しの工夫と努力で、将来の不安を減らし、安心した未来を作るための第一歩を踏み出してみましょう! 詳しくはこちらの記事をご覧ください。

悩んでいる中年女性
このままじゃヤバい!介護職が抱える老後とお金の問題【不安解消の為の7つの方法】低賃金での生活が続き、物価は上がり続ける一方、将来に対する漠然とした不安を抱えている方も多いのではないでしょうか。この記事は、そんな悩みを少しでも解消できるように節約・資産運用(iDeCo、NISA)・お金に関するセミナーの受講・ポイ活・中高年の婚活・副業・転職の7つについてお伝えします。...
ABOUT ME
tomoblog
介護士の資格取得/スキルUP/転職について記事を書きています。 作業療法士/介護福祉士/ケアマネージャー資格等の保有