介護福祉士試験対策講座を受講するべきかどうかで悩んでいる人。
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。僕の働く法人では、一度でも介護福祉士の国家試験に落ちた人には受講を勧めるようにしています。
過去に介護福祉士試験対策講座を受講された人は、国家試験に100%合格しています。
【第37回】介護福祉士試験対策講座は受講すべき?【内容・費用・効果的な活用方法などを徹底解説】
筆者
記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。
スタッフの資格所得をサポートするため資格取得について調べていて、それを記事にしています。
読者さんへの前おきメッセージ
介護福祉士試験対策講座を受講することで、試験に合格するための効果的な学習方法やポイントを学ぶことができます。
お金はかかりますが、講師から直接質問できる機会もあり、不明点や疑問点を解消することができます。
去年、独学で試験に落ちてしまった人には、是非この講座の受講をおすすめします。
この記事を読む価値
- 介護福祉士試験対策講座の内容がわかります。
- 介護福祉士試験対策講座の費用やコースがわかります。
- どんな人が受講しているか、受講するならどうのように活用するかがわかります。
それではさっそく見ていきましょう。
介護福祉士試験対策講座の内容

介護福祉士試験対策講座(以下、「講座」と省略)は、一般的には以下のような内容になっています。
- 試験の概要や出題範囲の解説
- 各科目のポイントや重要事項の解説
- 過去の試験問題の分析や解説
- 模擬試験の受験や解説
- 学習の進め方や効果的な勉強方法のアドバイス
講座は大きく分けて2つのコースに分かれます。
オンライン講座の場合は、動画や音声、テキスト教材などが用意されていることが多く、自分の都合に合わせて学習ができます。
通学講座の場合は、講師から直接解説を受けたり、参加者同士で情報交換をすることもできます。
受講期間や料金は講座によって異なりますが、一般的には3ヶ月程度の期間が設けられ、1科目あたり数回の講義が行われます。
料金は以下に記載していきます。
講座受講費

費用はスクールやコースによってまちまちです。
比較的安いコースもありますが、「全国統一模擬試験(以下「模擬試験」と省略)」がない場合もあります。
受講する場合には確認が必要です。
以下に有名なスクール4社の費用を記載しています。
通学コース:17,600円
Webオンデマンドコース:11,000円
通学コース:
- ポイント速習コース 全4回 62,700円
- 完全マスターコース 全12回 187,000円
通信コース:
- Web学習コース 27,500円
- 復帰通信コース 36,300円
通学セット:ポイント速習コース+模擬試験+直前対策講座 92,400円
通信セット:筆記通信コース+全国統一模擬試験 51,700円
通学+通信組み合わせセット:Webコース+模擬試験+直前対策講座 57,200円
通学コース:35,750
通学コース+WEB演習問題:56,650円
Webコース:
- Web講義動画+Web演習課題+模擬試験 31,350円
- Web演習問題+模擬試験 23,650円
- Web講義動画 19,250円
通信+通学+模擬試験:33,660円
通信+模擬試験:23,760円
過去問だけでは合格しない?
介護福祉士試験の問題の約6割が、過去問と似たテーマや形式で出題されます。
つまり、過去問をやり込めば、合格ラインの点数をほぼカバーできるってことです。
さらに、過去数年分の過去問をやり込むことで、試験の「出題傾向」や「解答のパターン」がわかるようになります。
「どんな問題が多く出るのか」とか、「どう答えればいいのか」という感覚が自然と身について、応用力もぐんぐん上がります。
でも「専門知識が多くてよくわからない」、「理解が難しくて断念しそう」という方も多いです。
そんな方には、この講座を試してみるのも良いかも知れません。
過去問の活用術を詳しく知りたい方は、コチラの記事をご覧下さい。
どんな人が講座を受講してる?

講座を受講する人は、主に次のような人です。
講座は、年齢や職業に関係なく、誰でも受講することができます。
介護業界で働く人だけでなく、介護の資格を持たない人でも受講できます。
でも講座の内容は、介護に関する内容ではなく、あくまで介護福祉士の試験に合格できるための内容になっています。
介護福祉士試験の傾向や出題範囲、具体的な対策などがメインです。
もし「介護について勉強したい」と思われている人なら【初任者研修】から資格取得を目指してみることをおすすめします。
詳しくはこちらの記事をお読みください。介護職員初任者研修の講義内容を解説【資格取得までをイメージできます】
どれくらいの受験生が講座を受講してる?
次のグラフを見てみてください。
近年は高齢化社会の進展により、介護業界で働く人が増加しているため、介護福祉士試験を受験する人も増えています。

講座を受講する人の数は、正確な統計はありませんが、介護福祉士の数が増えるのに比例し、全国的に多数の人が受講しているとされています。
講座には、通学型やオンライン型など様々な形態があって、コースも複数作られるようになってきました。
自分に合った方法やコースが選べるようになってきているので、それも受講する人が増えてきた要因の一つです。
講座を受講する場合、効果的な活用方法

お金を払って講座を受講しよう!と決意するなら、効果的に講座を活用しましょう。
活用方法は次の4点です。
- 学習の進め方を計画的にする
- 講座内での質問や情報交換を活用する
- 模擬試験を受験する
- 講座以外でも学習を継続する
具体的に見ていきましょう。
学習の進め方を計画的にする
講座だけではなくて、自分自身の学習スタイルやペースもあります。
それと合わせて学習計画を立てることが大切です。
講座のスケジュールやテキストを事前に確認し、時間配分を考えておくことが重要です。
講座内での質問や情報交換を活用する
講座内で講師や参加者との質問や情報交換を活用することで、自分の理解が深まったり、新しい視点を得ることができます。
講座内での活発なコミュニケーションを心がけましょう。
模擬試験を受験する
講座内で実施される模擬試験を受験することで、自分の実力を測定し、自己点検することができます。
また、模擬試験の解説をしっかりと受けることで、間違いや不明点を補完することができます。
講座以外でも学習を継続する
講座外でも、自己学習や実務経験を積みましょう。
講座で学んだことを実践したり、自分で問題集を解いたりすることで、学習の定着度を高めることができます。
おすすめのテキスト、勉強法はコチラの記事をご覧下さい。
おわりに
いかがだったでしょうか。
講座はあくまで試験に合格するための補助的なものであり、自己学習や実務経験も必要です。
また、講座を受講したからといって必ずしも合格するわけではありません。
講座を効果的に活用することが重要です。
それではこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
【介護事業所の必須研修資料一覧(2025年度版)】
お知らせ①介護サービスごとにわかりやすく、情報公表調査で確認される研修と、義務づけられた研修を分けて記載しています。
また、それに応じた研修資料もあげています。研修資料を探している方は、ぜひ参考にしてください。
【介護職の方へ!老後とお金の不安を解消する方法!】
お知らせ②介護職の仕事をしていると、低賃金や物価の高騰、そして将来に対する漠然とした不安がついて回ります。
特に独身の方は老後の生活費や年金に対する不安が大きいのではないでしょうか?
下記のブログは、そんな不安を解消するために実践すべき7つの方法です。
- 【節約】 これだけでOK!サクッとできる節約テク二ック
- 【資産運用】 低収入でも大丈夫?iDeCo & NISAの超カンタン活用術!
- 【転職】 未経験OK・高待遇!失敗しない介護職の転職術
- 【婚活】 忙しくて出会いがない…独身介護職のための婚活戦略!
- 【お金の勉強】 将来が不安?介護職のためのかしこい資産運用セミナー!
- 【ポイ活】 介護職におすすめ。スマホで簡単!【ワラウ】で楽しくポイ活デビュー♪
- 【副業】 介護職の副業は、これこれ1択!
少しの工夫と努力で、将来の不安を減らし、安心した未来を作るための第一歩を踏み出してみましょう! 詳しくはこちらの記事をご覧ください。