【介護予防及び要介護度進行予防に関する研修】は、有料老人ホームやデイサービスでは定期的に開催される研修の一つです。
転倒予防や誤嚥予防、筋力低下の予防等、ためになることが多い研修です。
しかし「忙しくてレポートを書く時間が無い…」「レポートなんて書くほど頭が良くない…」「そんなことに労力を費やしたくない…」という方も多いはず。
そんな方のために、参考となる感想レポートを作成しました。
ある程度、どんな研修にも対応できるレポートになっているのではないかと思います。
あなたのレポート作成に、少しでもお役立てできれば幸いです。
研修資料と感想レポートの参考資料
研修資料はつぎの5つです。
これらの資料をもとに、どんな【身体拘束の排除の為の取り組みに関する研修】にも対応できるような感想レポートに仕上げました。
そして感想レポートの書き方は、次の記事を参考にしています。
もしよろしければ、コチラもご参照ください。
感想レポート例
では実際に感想レポート例をお伝えします。
必要ではない箇所は、省いてお使いください。
はじめに
先日「介護予防および要介護度進行予防に関する研修」を受講しました。
この研修では高齢者の転倒防止を中心に、筋力低下への対策や運動機能訓練、冬場の生活上のリスク管理、骨粗しょう症や膝関節の痛みへの対応策など、多岐にわたるテーマが扱われました。
研修を通じて得られた知識は、いずれも現場のケアに直結する重要な内容ばかりで、大変有意義な学びとなりました。
研修で学んだこと
まず、高齢者の転倒事故防止の重要性について学びました。
高齢者が要介護状態になる主な原因の約1割が「骨折・転倒」で占められており、転倒による骨折は長期の安静や入院を招きやすく、その間に筋力や体力が低下して他の疾患を併発する恐れがあるといいます。
一度転倒を経験すると「また転ぶのでは」という恐怖心から活動量が落ち、自宅に閉じこもりがちになることで身体機能がさらに衰えてしまうケースも多いそうです。
これらの事実から、転倒予防は要介護状態の進行を防ぐ上で極めて重要であり、介護職員として利用者さんに積極的に啓発すべきテーマであると再認識しました。
次に、転倒しやすい状況や環境要因について具体的に学びました。
高齢者の転倒事故は約50%が自宅で発生しており、特に浴室・脱衣所、庭先、ベッド周りでの転倒が多いというデータには驚きました。
研修では各場面ごとの対策も紹介され、例えば浴室では床の石鹸残りによる滑りや浴槽またぎ動作の困難さが指摘され、滑り止めマットや浴槽台、手すり設置などの環境整備が有効だと学びました。
ベッドからの立ち上がり時には急に足に力が入らず転倒するケースがあるため、可能な限りベッドを使用することや、起床直後に軽く足の運動をしてから立ち上がること、「足元灯」で夜間の足元を照らすことといった工夫が紹介されました。
また庭や駐車場での作業中の転落を防ぐには、無理をせず周囲に支援を頼むことや安定した踏み台を使うことなど、安全第一の意識づけが大切だと理解しました。
こうした生活環境の調整が転倒リスクの低減に直結することを具体的事例を通じて学び、すぐにでも実践できる内容だと感じました。
研修では日常的な筋力維持と運動機能訓練の重要性についても強調されました。
転倒予防策の柱の一つは「適度な運動」であり、高齢者だからといって特別な機器や激しい筋トレが必要なわけではなく、椅子に座ったままできる軽い体操やウォーキングなど無理のない範囲で継続できる運動が推奨されました。
研修では具体例として映像を用いた簡単な体操が紹介され、足踏みや関節可動域を保つ運動など、デイサービスでも取り入れやすいメニューばかりでした。
また下肢筋力の向上やバランス能力の強化が転倒予防には不可欠である一方、膝に痛みを抱える高齢者には過度な負荷を避ける工夫も必要との指摘がありました。
例えば膝を痛める恐れのある深いスクワットなどは厳禁で、代わりに椅子に座った状態で行う足上げ運動や太ももを鍛える軽い運動が紹介されました。
実際に研修中に教わった運動には、貧乏ゆすり(足を小刻みに震わせる運動)や片足ずつの膝伸ばし運動があり、膝関節への負担が少なく筋力維持に効果的とのことでした。
貧乏ゆすりは軟骨の再生を促す可能性があるという説明には驚きましたが、科学的根拠に基づく新しい知識として興味深く受け止めました。
さらに、骨粗しょう症の予防についても学びました。
高齢者の場合、骨密度の低下によりちょっとした衝撃や転倒でも骨折しやすくなる骨粗しょう症が大きな問題となります。
骨粗しょう症は自覚症状が乏しく「沈黙の病気」とも呼ばれるため、骨折して初めて気づくケースも多いそうです。
研修では骨を丈夫に保つ生活習慣として、栄養面と運動面の両立が紹介されました。
具体的にはカルシウム豊富な乳製品や小魚、大豆製品の積極的な摂取、適度な日光浴によるビタミンD生成、ウォーキングなどの有酸素運動や軽い筋力トレーニングで骨に刺激を与えることが効果的とのことでした。
中でも「ダイナミックフラミンゴ療法」と呼ばれる片足立ち運動は手軽で効果的な骨強化策として紹介されました。
1分間の片足立ちを左右各3回ずつ行うだけで骨にかかる負荷が増え、骨密度向上に役立つうえ、足腰の筋力強化による転倒防止効果も期待できるとのことです。
強い骨を維持することは、仮に転倒しても骨折を防ぎ要介護状態への移行を避けるためにも重要であり、骨粗しょう症予防=転倒による重傷予防という視点で捉えることができました。
研修ではまた、高齢者に非常に多い変形性膝関節症(膝の痛み)への理解と対策についても触れられました。
現在日本では高齢者の4人に1人がこの疾患に罹患すると言われ、膝痛を訴える方の大半が該当する非常に身近な問題です。
膝関節症は加齢や運動不足による筋力低下、肥満による膝への負担増が主な原因であり、軟骨がすり減ってO脚変形や痛み、可動域制限を生じさせます。
進行すると歩行や立ち上がりなど日常動作にも支障が出て、活動低下から転倒リスクも高まるため要注意です。
予防のポイントとして、先述した筋力維持(特に太腿の大腿四頭筋を鍛えること)と適正体重の維持が挙げられました。
体重が1kg増えると歩行時に膝には3kgもの余分な負荷がかかり、階段昇降では7倍、重い荷物を持ってかがむときには10倍にもなるとのデータには衝撃を受けました。
逆に言えば、体重を1kg減らすだけで膝への負担を3kg減らせることになり、減量が膝痛改善に有効だと理解しました。
また治療法としては痛み止めの湿布やヒアルロン酸注射といった保存療法も紹介されましたが、根本的な解決には筋力強化と減量など生活改善が不可欠であると強調されており、薬に頼るだけでなく運動療法を継続する世界的な潮流についても学びました。
膝の痛みを予防・軽減し可動域を維持することも、結果的には転倒防止と自立した生活の維持に直結する重要な要素だと実感しました。
最後に、冬場の高齢者の生活上のリスクについての知識も得ました。
冬は寒さにより高齢者に特有の事故や健康悪化のリスクが高まる季節です。
研修ではまずヒートショックの危険性について学びました。
暖かい部屋から寒い浴室やトイレに移動した際などに急激な温度差で血圧が乱高下し、心臓や血管に大きな負担がかかる現象で、最悪の場合命に関わるとのことです。
ヒートショック予防策として、入浴前に浴室や脱衣所を暖房で温めておくことや、寒い場所へ行く際には一枚羽織るなど衣服で体温調節すること、トイレにも小型ヒーターを設置すること、家の中の温度差をできるだけ小さく保つことといったポイントが紹介されました。
加えて冬は体がこわばって転倒リスクが高まることにも注意が必要です。
寒さで関節や筋肉の動きが悪くなるため、椅子や布団から立ち上がる前には手足をさすったり軽く動かしたりして体を温めてから行動する、動作はいつも以上にゆっくり慎重にし手すりを活用する、といった工夫が有効だと学びました。
特に冬場は厚着による動きにくさや、暖房器具の電気コード、カーペットの段差など季節特有の転倒要因もあるため、配線は壁際にまとめカーペットは滑り止めテープで固定するなど環境整備にも一層気を配る必要があると教わりました。
「少しの注意が大きな事故を防ぐ」という言葉どおり、冬場は平時以上に細かな点に注意して安全確保する意識を持つことが大切だと感じました。
さらに冬は喉の渇きを感じにくく水分摂取量が減ることで脱水症状を招きやすいこと、お正月の餅など窒息・誤嚥の危険がある食材を口にする機会が増えることにも触れられました。
誤嚥事故は高齢者の肺炎発症や窒息死につながる重大事故であり、予防のために食事形態の工夫(餅は小さく切る等)や食事中の姿勢・介助方法の注意点も再確認しました。
一口ごとに30回以上しっかり噛むことや、水分をこまめに摂りながら食べることなど基本的なポイントを徹底するようにとの学びを得ています。
このように冬場に潜む様々なリスクとその対策を包括的に教えていただけたことで、季節ごとのケアの視点を養うことができました。
研修を通じての気づき
研修を通じて様々な新たな気づきが得られました。
まず何よりも、高齢者の転倒は単なる一度の怪我に留まらず、その後の生活全般に深刻な影響を及ぼし得るという点です。
私は今回の研修まで、転倒すると骨折の危険があることは漠然と理解していたものの、その骨折が要介護の一因として統計に表れるほど重大であること、そして一度の骨折・転倒が心身の悪循環(長期安静による廃用症候群や活動意欲の低下など)を引き起こしうることを改めて認識しました。
転倒は介護現場におけるリスクの中でも特に注意すべき重大事故であり、事前に防ぐ努力を怠ってはならないという責任感が一段と強まりました。
また、具体的な環境調整やケアの工夫についても多くの学びがあり、自分の中でハッとさせられる気づきがいくつかありました。
例えば浴室に滑り止めマットを敷く、寝室に足元灯を設置する、冬場に外気との温度差を減らす工夫をする等、いずれも聞けば当たり前の対策かもしれません。
しかし日々の業務に追われる中で、こうした「些細だが効果的な安全対策」を十分に講じきれていなかった自分にも気づかされました。
「転ばぬ先の杖」という言葉がありますが、研修を通じて具体的な杖(対策)の種類を体系立てて知ることで、自分の現場を振り返るよい契機になりました。
特に冬場対策では、ヒーターで浴室を温めるといった手間のかかる対応は忙しさに紛れて見落としがちですが、利用者様の安全には代えられない大切な配慮だと痛感しました。
運動機能訓練の重要性についても、新たな視点を得ました。
研修前は「高齢者にどこまで運動をお願いできるだろうか」「無理をさせてはいけない」という考えが先に立っていました。
しかし研修で紹介された椅子に座ったままできる運動や、貧乏ゆすりの意外な効果、片足立ち運動の手軽さなどを知り、「これなら利用者様にも負担なく取り組んでいただけるかもしれない」「工夫次第で楽しく安全に筋力維持をサポートできる」と前向きに考えられるようになりました。
特に、継続は力なりという言葉のとおり、高齢者の筋力維持には日々の少しずつの積み重ねが大切です。
無理のない範囲で楽しみながら続けられる運動メニューを提供することが、要介護度の進行予防に直結するのだと理解しました。
さらに、栄養管理や体重コントロールの視点の重要性にも気づかされました。
膝関節への負荷に関する具体的な数値(1kgの体重増加で膝への負担3kg増など)を教わったことで、日々の食生活や体重変化にも注意を払う必要性を実感しました。
利用者さんの中には「年だから運動はいいの」「好きなものを好きなだけ食べたい」という方も多いのが現実ですが、だからこそ我々介護職が適切なアドバイスや支援を行う意義があると感じます。
今回の研修で得た知識を背景に、栄養士や看護師とも連携しながら利用者さん一人ひとりの身体状態に合わせた助言やサポートができれば、利用者さん自身も健康管理の意識を高めてくださるのではないかと思いました。
そして何より、研修で学んだことは現場で活かしてこそ意味があるという根本的な気づきも得ました。
研修の中でも「学びっぱなしにせず日常業務に反映させること」「知識を職場内で共有すること」の大切さが繰り返し強調されていたのが印象的です。
せっかく学んだ誤嚥防止の知識や転倒予防のノウハウも、頭の中に留めておくだけでは利用者さんの安全向上にはつながりません。
チーム全員で情報を共有し、一丸となってケアにあたることが必要だと改めて感じました。
研修で得た知識を「こんな学びがありました」と、今回参加できなかった同僚にも伝えることで共通理解が生まれ、職場全体の介護サービスの質向上につながるという講師の言葉を胸に刻み、今後積極的に共有と実践に努めたいと思います。
現場での活用・実践
本研修で得た知識や技術は、今後の現場業務で直ちに活用していきたいと考えています。
まず環境整備の面では、研修で学んだチェックポイントを元に施設内の安全点検を実施します。
具体的には、転倒リスクのある箇所の総点検です。
床に散乱しがちな電気コード類は一本にまとめてテープ固定し、通路や階段に物品を置かないよう徹底します。
必要に応じて手すりの設置箇所を増やせないか検討し、浴室には滑り止めマットを敷くなど、できる範囲で環境の再整備を行います。
夜間や早朝など薄暗い時間帯の転倒を防ぐため、廊下やトイレの足元灯・照明も適切な明るさに調整します。
幸い当デイサービスでは既に一定の安全対策は講じておりますが、研修で得た視点を加味して「盲点」になっていた箇所がないか再度見直しをかける予定です。
例えば、厚手のカーペットの端がめくれていないか、暖房器具のコードが利用者さんの動線上に出ていないかなど、季節ごとのリスク要因も踏まえて細かくチェックリスト化し、継続的に点検していきます。
次に、利用者さんの心身機能の維持・向上を図る取り組みも強化します。
日中のデイサービスのプログラムに転倒予防のための体操時間を設け、無理なく取り組める運動を継続して実践していただく計画です。
研修で学んだ椅子に座ったまま出来る運動やストレッチをさっそく活動メニューに取り入れます。
例えば毎日の午前の会の後に5〜10分程度、足踏みや膝伸ばし、貧乏ゆすり運動などのミニ体操を職員と利用者さん一緒に行う時間を設けてみようと考えています。
ウォーキングに関しても、無理のない範囲で施設内歩行や屋外散歩の機会を増やし、歩く習慣を促進したいと思います。
ウォーキングには筋力維持だけでなく心肺機能の強化や気分転換の効果もありますので、利用者さんの健康全般に良い影響が期待できます。
もし膝痛などで歩行が難しい方には、無理をさせずリハビリ器具や理学療法士の助言も仰ぎながら個別に運動メニューを調整します。
また、研修で知った片足立ちのフラミンゴ体操も安全に配慮しつつ提案したいと考えています。
手すりや平行棒につかまりながらでも良いので片足立ちを毎日継続すれば骨にも刺激が入り、転倒防止に役立つと分かったため、ご希望される利用者さんには職員付き添いのもと取り組んでいただきたいです。
個別機能訓練計画にも今回の学びを反映します。
要支援・要介護度の進行を予防する観点から、利用者さんそれぞれの筋力やバランス能力、骨の健康状態を評価し、適切な目標設定と訓練内容の見直しを図ります。
例えば骨粗しょう症のリスクが高い利用者さんには、管理栄養士と相談しカルシウムやビタミンDをしっかり摂れるよう食事面での助言を行ったり、日光浴や屋外歩行の時間を増やすよう支援したいと思います。
膝痛を抱える方には、痛みが悪化しない範囲で貧乏ゆすり運動や太もも周りの筋力トレーニングを取り入れ、必要に応じて主治医やリハビリ専門職とも連携してサポートします。
「運動なんて痛くてできない」と諦めがちな方にも、椅子に座ったままできる運動や短時間から始められるプログラムを提案し、少しずつでも継続してもらえるよう働きかけていきます。
また、ご家族にも協力いただけるよう、家庭でできる簡単な運動や住環境の工夫について情報提供し、利用者さんを中心としたチームケアで介護予防に取り組んでいきます。
冬場の対策にも研修内容を活かします。
寒い時期にはヒートショック予防のため、デイサービスの浴室や脱衣所の暖房状況を再確認し、入浴前には十分室温を上げてからご案内するルールを徹底します。
利用者さんにも「寒い場所へ移動するときは一枚上着を着ましょうね」など一声かけ、服装面での助言も行います。
トイレにも必要に応じ小型ヒーターや暖房便座を用意し、極端な寒暖差を作らないよう努めます。
さらに、冬の送迎時には玄関先や歩道の凍結にも注意を払い、滑りにくい靴の着用を促すなど安全確認を強化します(研修資料は主に自宅内に焦点を当てていましたが、屋外での転倒にも同様に注意したいと感じました)。
デイサービス内でも、厚手の上着で動きにくい方には無理をさせず、移動時に職員が腕を組むなどしてサポートするようにします。
重ね着による段差感覚の鈍りや視界不良にも配慮し、声かけと見守りを強化します。
また、冬場は脱水予防や誤嚥事故防止にも注意が必要です。
こまめな水分補給を促すために、定期的なお茶タイムだけでなく、運動前後や入浴後に水分摂取の声かけを行います。
「のどが渇いていなくても少し飲みましょう」といった働きかけで、1日当たりの水分摂取量が減らないよう支援します。
食事介助の場面では、利用者さんが急がずよく噛んで食べられるよう見守り、餅やパンなど窒息しやすい食品はあらかじめ小さく切って提供する、粘り気の強いものは避けるなど工夫を徹底します。
食事姿勢の確認や一口ごとの声かけも行い、誤嚥が疑われるときの対応(口腔内残留物の除去や背部叩打法等)についてもスタッフ間で再確認しておきます。
幸い研修で救急時の対処法まで教えていただいたので、有事の際にも慌てず適切な初期対応が取れるようシミュレーションしておきたいです。
最後に、職場内での情報共有と継続的学習にも力を入れます。
今回私が得た知識は部署の他の職員にも共有し、チーム全体で介護予防に取り組む姿勢を統一したいと考えています。
研修内容をまとめた資料やポイントを書き出したメモを朝礼やミーティングで発表し、「このような学びがありました」と積極的に共有します。
例えば、「ヒートショック予防のために入浴時はこうしましょう」「転倒防止のために環境をもう一度見直しましょう」といった形で提案し、皆で意見交換する場を持ちます。
研修で得た知識は自分一人のものではなく、職場全体の財産です。
共通の理解が生まれれば、職員同士で声を掛け合いながら実践しやすくなると感じます。
さらに、研修資料に掲載されていた関連情報や動画も活用し、定期的に勉強会を開いてアップデートすることも考えています。
今回の研修をきっかけに、自主的な学習や他の研修参加にも積極的にチャレンジし、常にスキルアップを図っていく所存です。
おわりに
今回の研修を受け、高齢者の転倒防止と要介護度の進行予防について包括的に学ぶことができました。
研修で得た知識と気づきを糧に、明日からの現場でできることに一つひとつ取り組んでいきたいというのが率直な感想です。
環境面の配慮から運動支援、季節ごとのリスク対策、栄養・口腔ケアに至るまで、多角的な視点で利用者さんの安全・安心を守ることが介護予防につながると学びました。
特に「転倒防止」というテーマを中心に据えながら、関連する筋力低下や骨の脆弱化、冬季リスクや嚥下障害などを網羅的に理解できたことで、自分の中で点と点が繋がり、より質の高いケアを提供する自信につながりました。
研修を通じて感じたのは、介護職は常に学び続ける姿勢が大切だということです。
今回教わった知識はもちろん、今後もアップデートされる新しい情報や技術を積極的に吸収し、利用者様のQOL向上に活かしていきたいと思います。
幸い本研修で得た具体的な対策は、どれも明日から早速実践可能なものばかりでした。
さっそく職場で共有し、チーム全員で研修の成果を現場に反映させていきます。
研修で学んだことを決して忘れず、前向きな姿勢で日々のケアに活かしていくことで、利用者さんの自立支援と安全確保に寄与していきたいと考えています。
今回このような有意義な研修に参加できたことに深く感謝いたします。
学んだ知識と心得を胸に、これからも利用者様に寄り添った質の高い介護を心がけてまいります。
貴重な研修の機会をいただき、誠にありがとうございました。
おわりに
いかがだったでしょうか。
この感想レポート例は、具体的かつポジティブな表現を意識し、読み手に伝わりやすい文章を心がけました。
レポートは文章の上手・下手よりも、あなたなりの学びと前向きな姿勢が伝わることが何より大切です。
このレポートが、少しでもあなたのお役に立つことができればうれしいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
【介護事業所の必須研修資料一覧(2025年度版)】
お知らせ①介護サービスごとにわかりやすく、情報公表調査で確認される研修と、義務づけられた研修を分けて記載しています。
また、それに応じた研修資料もあげています。研修資料を探している方は、ぜひ参考にしてください。
【介護職の方へ!老後とお金の不安を解消する方法!】
お知らせ②介護職の仕事をしていると、低賃金や物価の高騰、そして将来に対する漠然とした不安がついて回ります。
特に独身の方は老後の生活費や年金に対する不安が大きいのではないでしょうか?
下記のブログは、そんな不安を解消するために実践すべき7つの方法です。
- 【節約】 これだけでOK!サクッとできる節約テク二ック
- 【資産運用】 低収入でも大丈夫?iDeCo & NISAの超カンタン活用術!
- 【転職】 未経験OK・高待遇!失敗しない介護職の転職術
- 【婚活】 忙しくて出会いがない…独身介護職のための婚活戦略!
- 【お金の勉強】 将来が不安?介護職のためのかしこい資産運用セミナー!
- 【ポイ活】 介護職におすすめ。スマホで簡単!【ワラウ】で楽しくポイ活デビュー♪
- 【副業】 介護職の副業は、これこれ1択!
少しの工夫と努力で、将来の不安を減らし、安心した未来を作るための第一歩を踏み出してみましょう! 詳しくはこちらの記事をご覧ください。