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PT/OTの転職

理学療法士・作業療法士の転職。失敗する人と成功する人の違い【知っているだけで未来は変わります】

多くの人が社会人5年目ぐらいで転職を考えます。理学療法士・作業療法士で転職を考えている人の理由は様々です。

もっと給料が高いとことで働きたい。勉強ができる会社で働きたい。今の職場はやりがいがない…。もっとやりがいのある会社で働きたい。仕事は生活のためのもので、家族との時間や趣味の時間を大事にしたい
とも
とも
でも安易に転職すると失敗し、後悔することもあります。
本日のテーマ

理学療法士・作業療法士の転職。失敗する人と成功する人の違い【知っているだけで未来は変わります】

筆者

記事を書いている僕は、回復期病院で6年、その後介護現場で10年ほど働いています。現在は、介護福祉士と作業療法士を取得し、現在は4事業所の統括をしています。

僕は給料を重視し、マネジメントを学ぶためデイサービスに管理職候補として転職しました。年収は回復期病院で勤めていたころより100~150万円ほどUPしています。

読者の皆さんへの前おきメッセージ

社会人5,6年目のこの時期はキャリアについて非常に悩みます。僕もそうでした。「回復期病院でいくら勉強して技術を磨いたとて、給料が上がらない…。このままでは結婚しても生活が苦しいだけ」と悩んでいました。

そして知り合いや友人に職場のことや給料について、今の職場のやりがいについてなど聞きまわりました。転職サイトにも登録しました。

あなたの転職が成功するように、その時に得た知識や情報、そして僕の考えなどを執筆していきます。少しでも参考になれば幸いです。

この記事を読む価値

  • 転職を成功させるためのポイントを知ることができます。
  • 給料をアップさせる方法がわかります。
  • 転職の成功体験を知ることができます。

 

早速、見ていきましょう。

失敗する人の特徴

階段を一段じつのぼっている足

転職に失敗してしまう人の特徴は、以下の通りです。

転職に失敗してしまう人の特徴
  • 条件(給料や休日数など)だけで決めてしまう
  • 見学をしない
  • 知り合いの紹介で決めた
  • 目的がないまま決めた(今の職場が嫌だから)

上記にあげた項目に共通するのは、全て「転職先のリサーチ不足」です。

リサーチ不足では必ず転職は失敗します。

求人票にのっている情報だけでは、わからないことが多々あります。

転職後は必ず「こんなはずではなかった…」という状況に陥ります。

でもどのようにリサーチしたらよいのでしょうか。

まずは「自分はこんな職場で働きたい」という理想を考える必要があります。

それと照らし合わせながら、条件や雰囲気、制度、やりがい等をリサーチしましょう。

成功する方法

握手をしている絵

成功するには、転職先のリサーチが必要です。

でもリサーチ前に下記の2点を明確にしておく必要があります。

  1. 転職先に、自分は何を求めているか
  2. それらに優先順位をつける

転職先に求めるものは、以下のような項目です。

転職先に求めるもの
  • 給料
  • 研修制度
  • 残業の有無
  • 人間関係
  • やりがい
  • 福利厚生(休日の取りやすさ)

全てが理想通りな職場というのは、なかなか見つかりません。

ですのでこれらに優先順位をつけていく必要があります。

以下、これらの項目を深掘りしてお伝えしていきます。

最後にあなたの優先順位をつけてみてください。

給料

理学療法士・作業療法士は自分でお金を払って勉強会にいっていたり、休日を潰して勉強してきた方など多くおられるかと思います。

  • 『認定を持っている』
  • 『徒手技術の研修をいくつも修了している』
  • 『学会でよく発表をしている』

凄いことなんですが、だから給料が多くもらえるかというと意外とそうではありません。

理学療法士・作業療法士という職種は、病院だと20分1単位でもらえる診療報酬は決まっており、それが新人であろうとベテランであろうと変わらないからです。

会社の方針が『利益が出れば職員に還元していきたい』と考えているところであれば、多少は給料がよいかもしれませんが、ほとんどの病院や事業所は頑張っても給料に反映されません。

参考までに、理学療法士の年齢別・職場別の給料が書かれたサイトがありますので興味のある方はこちらをご覧ください。

では理学療法士・作業療法士が転職し給料を上げるにはどうしたらよいかというと、

  • もともと給与の水準が高い施設等で働き実績を積む
  • 副職で稼ぐ
  • マネジメントができる会社を選ぶ

これらを事前にリサーチする必要があります。

まずは、年収の高い会社(病院など)に入り、その会社で必要とされる人間になることです。

例えば訪問リハ等は給料がいいことが多いです。

賃金テーブルやキャリアアップシステムが目に見える形で整えられ、「どうすれば給料があがるか」がはっきりしている会社であれば、頑張る意味はあるかと思います。

次に、副職です。

副職ができる環境、例えばクリニックなどは昼前後に空き時間がありそこを活用することができます。

他にも教員などで休日にアルバイトをしている方もおられます。

転職を考える際は、副職が認められているか、また本職で働きながら現実的に副職が可能かどうかも考えておくことが重要です。

転職後、マネジメントのポジションにつくことができるのは介護施設系が多いです。

病院はやはり年功序列なところが多いのではないでしょうか。

介護施設系では理学療法士・作業療法士の需要がまだまだ伸びる市場です。

そして実績を積み結果を出せばさらに上のポジションにつくことも可能です。

僕は一つの施設の管理者で数年にわたる結果を出したことにより、「介護部門部長」というポジションにつくことができました。

マネジメントに興味のある方は早めに転職することがオススメです。

研修制度の待遇面

病院勤務の魅力の一つは、理学療法・作業療法の専門的な研修が充実していることです。

病院では、専門的な知識が重要なので、法人が研修費用を出してくれることも少なくありません。

反対に介護保険サービスなどではそうはいかない場合が多くあります。

僕の働いている法人でも、自分の行きたい外部研修への費用負担制度はありません。

一般的には会社として必要と考える研修への許可が下りるので、介護業界の職場ではどちらかというと『認知症研修』や『マネジメント研修』などへの費用負担が出る場合が多いのではないでしょうか。

この点も事前に伺っておく必要があります。

残業

どの程度、拘束時間があって、残業代としてどこまで認められるのかは、事前に情報を得ておくことをお勧めします。

病院では研修会、会議、学会発表の準備など患者さんと関わる業務以外のものが残業として認められない傾向があります。

勤務終了後に「学会や研修会の準備、次の日のカンファレンスの資料作成などで、毎日遅くまで働いていてもそれが残業代として認められない、定時で他の職場の理学療法士と同じ給料だ」なんてことが多いです。

僕の場合、前の職場では仕事量が多く残業があり自宅へ帰ってきても疲れ切っていてうまく自己研鑽の時間が取れませんでしたが、今は、こうしてブログも書けているし、論文を読む時間と体力も残されています。

人間関係

人間関係が理由で転職を考えている方は慎重になるべきです。

「今の職場に一人だけ嫌な上司がいて、顔を合わすと嫌味の1つや2つを言ってくる。他のスタッフとは良い関係で、皆その人を嫌っている」ぐらいの悩みなら転職はおススメしません。

なぜなら、どこの職場においても人間関係の問題はあるかと思います。

もちろん程度の差はあります。

でも許容できる範囲、もしくは改善できる程度であるならば転職よりも努力してみましょう。

もちろん、「ハラスメントを受けていて、上司に相談したが一向に改善がない」という職場はすぐにでも転職した方が良いです。

僕は、職場の人間関係の良さや雰囲気はその職場の責任者次第であると考えています。

責任者の言動で人間関係はガラリと変わります。

面接の際、責任者がどのような方か知るためにも質問を準備しておきましょう。

やりがい

あなたは自分にとってのやりがいとは何なのかを、しっかり言うことができますか?

僕の場合は『一対一の対応だけではなく、職員全員で高齢者の生活にかかわりながらリハビリを促す施設を運営したい』という強い気持ちがありました。

そしてデイサービスへの転職を決断したのですが、結果すごく良かったと思っています。

デイサービスへの転職に興味がある人は、こちらの記事をお読みください。「転職先にデイサービス」と考えている作業療法士、理学療法士は必見!デイサービスの働き方を解説

まずは、あなたの理学療法士・作業療法士としてのやりがいを明確に言えることが重要かと思います。

先ほどもお伝えしましたが、転職において目的を持つことは重要です。

まずはあなたが「どの分野にチャレンジしてみたいか」を考え、あなたの10年後を見据えて、「どうなっていたいか」をよく考える必要があります。

福利厚生(休日の取りやすさ)

2019年より有給休暇が義務化されたので昔よりは、どこの職場も休みを取りやすくなったかもしれません。

しかし、中にはいまだに休暇が取りにくい雰囲気のある、時代を逆行している職場もあります。

その点の情報収集も怠らないようにしましょう。

気を付けるべき点としては、病院は診療報酬の改定により、運営方針を大きく変える可能性があることです。

近年では、回復期病院では365日のリハビリが当たり前になり、急性期病院でも地域包括ケア病棟が作られています。

このような流れから見ても、理学療法士・作業療法士の勤務体制が突然変わることは不思議はありません。

転職先の運営方針や今後の見通しなどもうかがってみる必要があるかもしれません。

補足:

ハローワーク等の求人情報ではわからない部分も重要です。

施設の実情をできる限り把握しなければ、収入に見合わない仕事量であったり、休日が情報と違うなんてこともあります。

  • 実は運営状況があまりよくない
  • 評判が悪い
  • 退職者が多い

こういったことも求人誌だけではわかりません。

僕のおすすめは転職サイトを使うことです。

プロが自分の希望にあった求人を探してきてくれます。

細かい情報も持っています。

また「失敗する人の特徴」「成功する方法」も細かくアドバイスしてくれますし、カウンセリングのプロでもあるので、自分の理学療法士・作業療法士としてのやりがいや潜在性を引き出してくれます。

もちろん施設や病院の見学の段取りもしてくれます。

僕が転職サイトを使って一番良かったと思える点は、給料の交渉をしてくれることです。なかなか自分ではしずらいですよね…。

「良い職場があれば転職してみようかな」を思っている程度であっても、転職サイトに登録することはよいと思います。

あなたの悩む時間や、転職先を探す時間がもったいないです。

もちろん転職をしなくてもエージェント側が怒るようなことは断じてありません。

もし本気で転職先を探すのであれば、3社ほどの転職エージェントに登録することをお勧めします。

各サイトによって扱う求人も異なりますので、複数のサイトに登録することで希望の職場が見つからないリスクを回避することができます。

おわりに

繰り返しになりますが、転職をする際にはやはり”自分が譲れない条件”というのを絞っておいた方が良いかと思います。

あれもこれも条件にないと。。。と思っていると中々巡り合えないかと思います。

僕の場合、転職先への条件はこの2つでした。

  • 給料のアップ
  • マネジメントができるポスト

今では、介護部長という立場で休みたいときに休むことができ、かつ給料も納得の得られる額をいただいています。

副業も自由にすることができています。副業を合わせると年収はもっと上がります。

そして、研修費に関してもある程度の権限を持たせてもらっているため、行きたい研修にも会社から出してもらうこともできています。

それでは、皆様が良い再就職ができることを祈ります。

最後までお読み頂き、ありがとうございました。

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また介護現場で働く方で「副業で稼ぎたい」という方に向けて、僕のおすすめな副業方法についてNOTEを書いています(下の画像をクリックすると読めます)。

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興味のある方は、是非のぞいてみてください!

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介護士の資格取得/スキルUP/転職について記事を書きています。 作業療法士/介護福祉士/ケアマネージャー資格等の保有