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介護士のスキルUP

車いすはレンタルと購入どちらがお得?【双方のメリットとデメリット、費用を比較し徹底検証します】

車いすは、購入するかレンタルするか、どちらが良い?購入とレンタルの違いを知りたい!そもそもどうやってレンタルするの?
とも
とも
こんな疑問に答えます。
こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。先日、こんなツイートをしました。

車いすは購入よりもレンタルした方がいい。
もちろん購入のメリットもあるけど、レンタルのメリットの方が大きい。
レンタルであれば月に500円前後(負担割合1割の場合)で借りることが可能。
もったいない出費を抑えるためにも、まずはレンタルできるか調べてみよう。

本日のテーマ

車いすはレンタルと購入どちらがお得?【双方のメリットとデメリット、費用を比較し徹底検証します】

筆者

記事を書いている僕、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職にとって必要な情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前置きメッセージ

僕はレンタルを推奨します。費用が安く、メリットも大きいからです。レンタルの方が良いと考える理由を、購入した場合と比較検証しながらお伝えしていきます。

この記事を読む価値

  • どんな人が車いすをレンタルできるかがわかります。
  • レンタルと購入のメリットとデメリットを知ることができます。
  • 僕がなぜ、レンタルの方がおすすめなのかもわかります。

 

それではさっそく見ていきましょう。

車いすのレンタルの仕方

車いすの車輪を漕いでいる

「借りるといってもどうやって?」と思う人もいます。

とも
とも
まずは介護認定を受けましょう。介護認定を受けている人であればレンタルは可能になります。

介護認定には要支援1.2、要介護1~57段階に分かれています。

要支援1が自立に近く、要介護5が最も重度ということになります。

基本的には車いすのレンタルは介護2以上であれば保険が適応されます。

ただし、要支援1.2や要介護1の人でも借りることは可能です。

身体状況によって必要な人はケアマネージャーと相談し、レンタルすることができます。

引用:厚生労働省HP

購入のメリット・デメリット

購入時のメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。

メリット デメリット
新品 高い
何をしてもOK 変更不可
廃棄にお金が掛かる
メンテナンスは自分で

購入は、なんといっても新品なのが嬉しいです!

他人が使っていたものは嫌だという人もいますので、絶対新品!という場合は購入しかないでしょう。

ただし、購入にもデメリットはあります。

まず、値段。

だいたい安くて3万円程度から、高いものだと15万円程度します。

ネットなどでも安い車いすは売ってはいますが、安いものは機能やクッション性などもレベルは低いものばかりです。

半身の麻痺が強くて体が傾いていたり、車いす上での生活時間が長い人には、このような安い車いすはお勧めできません。

そしてある程度元気な方が購入する場合でも、今はよくても時間と共に変化が起きてきます。

年々、体の機能は落ちてきて車いすでの時間が増えることも予想できます。

そうすると車いすは体に合わせたものの方が楽です。

そうなった際、もし購入していると再購入するかそのまま使い続けるかしか選択はありません。

使用しなくなった時に廃棄代が掛かるのもデメリットの一つです。

再購入して使わなくなった、お亡くなりになり使用者がいなくなった、となれば廃棄しかありません。

そのまま置いている家族さんも良く見ますが、埃が被ったまま放置されています。

メンテナンスに関しては購入であれば、自分でどうにかしなければいけません。

空気入れや、変な音がなる、ブレーキが利きにくくなったなど。

メンテナンスを出来る人は良いですが、苦手な人も多いと思います。

レンタルのメリット・デメリット

レンタルのメリット・デメリットを挙げてみたいと思います。

メリット デメリット
安い 新品ではない
メンテナンスをしてくれる 使い続ける限りお金が掛かる
交換可能
必要なくなったら返却


レンタルはなんといっても値段が安い。

月に500円程度(負担割合1割の場合)でレンタルができます。

その500円で、空気が抜けた、変な音がなる、ブレーキが利きにくいなどの不具合が出た場合、介護ショップの職員が家まで来てくれてメンテナンスを行ってくれます。

それでも直らない場合には交換が可能です。

借りている人の体調が変化した時には、身体に合わせた車いすの変更が可能です。

もちろん高機能になれば値段は上がってきますが、電動車いすでなければ高くとも1000円強(負担割合1割の場合)までには収まるでしょう。

そして車いすが必要でなくなった場合には介護ショップに返却すればそれでレンタル終了です。

購入と違って廃棄代などはかかりません。

長期間使用していて汚れが出てきたりした際にも交換は可能です。

レンタルのデメリットは特に無いようにも思いますが、挙げるとすれば新品ではないこと。

もう一つはいつまでもレンタル代が掛かることでしょうか。

車いすはレンタル終了や交換毎に倉庫へ持っていき、徹底的に洗浄され、メンテナンスが行われています。

いくら中古でも汚いということはないので安心して利用してください。

レンタル代が掛かり続けるということですが、レンタルで500円程度の車いすであれば、もしもネットで購入すれば50,000円程度はするでしょう。

そうなれば100ヶ月分・・・8年4か月ですね。

それだけ使うでしょうか?

体の機能も変化すると思うので車いすも変えるのがベターです。

しかもメンテナンスは介護ショップが行ってくれる。そう考えるとデメリットは薄いように私は感じます。

おわりに

頭の中で電気が光っている絵
とも
とも
「車いすが生活で必要だ」と思う時にはレンタルできることを知らず、購入してしまった人を多くみてきました。レンタルの制度を知らないというのが購入の一番の理由です。

さらに、車いすの知識もない人は値段で選んでいるので、クッション性もなく、座り心地は良いものではありません。

知っているのと知らないのとでは全然変わってきます。

この記事を読んでいただき、まずはレンタルができるんだということ、そしてレンタルと購入の違い理解できたということ、その上で選んでいただけるようになれば幸いです。

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