こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。先日、こんなツイートをしました。
介護職で退職を決意する理由はこの4つ。
・人間関係のトラブル
・低賃金による将来への不安
・介護施設の運営方法への疑念
・労働環境が悪い(忙しすぎる、サービス残業など)「一つだけ当てはまる」、なんてことは少なく3つも4つも当てはまる場合が多い。そして積りに積もって、いずれ退職する。
— とも@介護士ブログを運営 (@tomoaki_0324) January 30, 2023
介護職で退職を決意する理由はこの4つ。
- 人間関係のトラブル
- 低賃金による将来への不安
- 介護施設の運営方法への疑念
- 労働環境が悪い(忙しすぎる、サービス残業など)
「一つだけ当てはまる」、なんてことは少なく3つも4つも当てはまる場合が多い。そして積りに積もって、いずれ退職する。
今の社会人の6割は転職している、というデータがあります。僕も1度だけ転職経験があります。
介護職が退職を決意する理由とは?4つの原因を解説【当てはまるなら、転職しましょう】
筆者
記事を書いている僕は、回復期病院で6年、その後介護現場で10年ほど働いています。現在は介護福祉士と作業療法士を取得し、4事業所の統括をしています。僕は転職したことにより年収が100万程度UPし、且つ毎日定時に帰宅しています。
読者さんへの前おきメッセージ
「ずっと同じ職場で働くことは良いこと」とか「3年は同じ職場で」など言われていたのは昔のこと。今は転職が頻繁に行われていますし、それが普通です。
責任感のある人ほど「こんな簡単に転職なんて…」と思ってしまいますが、僕は「そんな人ほどスタッフを大事にしている会社で働いてほしい」と思い記事を執筆します。
この記事を読む価値
- 介護職がどのような原因で退職を決意しているかがわかります。
- 当てはまるなら、あなたも転職すべきです。その理由がわかります。
- 3分程度でスラスラ読める内容です。
早速、見ていきましょう。
退職理由NO1は「人間関係のトラブル」
具体的には、以下のようなケースです。
僕も現場で働いていて「人間関係の難しさ」ということを身に染みて感じています。
介護という仕事は、利用者さんに対して気を遣い、体力もいるし、気力もいります。
職員同士で励まし合うことは大事ですし、時には愚痴を言い合うことも必要です。
ただでさえ疲弊する環境において、いじめ等で人間関係が悪ければ働く気力がわきません。
また現場ではチームワークも大切で、業務を補い合うことも必要です。
仲が悪くギスギスした人間関係ではそれもできず、ストレスが蓄積します。
また上司から一度パワハラやセクハラを受けると、その上司と同じ空間にいることが苦痛になります。
介護の仕事をしながら、その苦痛に耐え続けることも非常にストレスになります。
また別の観点として、人間関係の悪化要因の一つは、以下のような"施設トップの人間性"で決まる場合が多いです。
- 平等性があるか
- ルールを遵守する(又は遵守させる)姿勢があるか
- 感情的にならないか
- 協調性のないスタッフ等にしっかり指導ができているか
これらの要素が欠けていると、それがきっかけとなって職員間にひずみが入り、人間関係が悪い職場となってしまいます。
人間関係があまり良くない職場で働いている方は、こんな着眼点で施設長を見てみてはいかがでしょうか?
もし当てはまる場合は、トップが変わらない限りは現場の人間関係が改善することはありません。
人間関係の悪い会社で働くことは苦痛です。
我慢し続けると[適応障害]などの病気になる可能性もあります。
是非思い切って転職してみることをおすすめします。
「低賃金による将来への不安」
介護職員の月給26万円、年収381万円で全産業平均との格差は年75万円超(組合最新調査)とのことです。
「自分の給料が、他社と比べてどうなのか?」知りたい人は、こちらのブログをお読みください。【介護士の給与事情を徹底解明】自分の年収は平均より低いのか?!今後はあがっていく可能性はある?!
年収の全産業平均との差は、前年(96万7100円)より21万800円縮小。処遇改善加算の拡充をはじめとする国の施策に加え、厳しい人手不足に伴う人材獲得競争の激化なども影響しているとみられる。
とはいえ、全産業平均と介護職員の“給与格差”は依然として大きい。今回の調査結果では、今の水準に「満足している」と答えた介護職員は35.5%にとどまり、全体の62.4%は「不満」を選んでいた。
ソース記事:joint介護ニュース
近年、給料が高い介護事業所が多くなってきています。
それには理由があります。
加算を算定していると、していない施設に比べて年収が大幅に変わります。
詳しくは以下のブログを参考にしてみてください。
高収入を得たいなら"介護職員特定処遇改善加算"を算定している会社を選ぶべき理由
介護職員等ベースアップ等支援加算とは【知らないと月々1万円程度損している可能性も】
仕事をする上で収入を大事にするということは健全なことです。
以下のようなライフイベントにはまとまったお金が必要です。
- 結婚
- 出産
- マイホームの購入
- 旅行
- 教育費の確保
実際、将来のお金の心配をしている介護職も多いですし、ライフスタイルの変化で「もっと稼ぎたい」と思い介護業界を離れることも多いです。
給料の良い職場は、職員のことをちゃんと考えて加算も算定している会社です。
そんな会社へ転職することは良いことですし、何も後ろめたさを感じることではないと僕は思います。
「介護施設の運営方法への疑念」
- 「職員を大事にする」といいつつ利益重視の施設
- トップダウンで下の意見を吸い上げない運営方法
- ハラスメントの横行している現場
- 雇用契約書や就業規則があいまい
- 勤怠管理がルーズ
- トップの挨拶がない
このような会社はすぐに転職すべきかもしれません。
今は、何かあればすぐに労働基準監督署へ通報がいく時代です。
監査が来て営業停止になる可能性もあるし、職員から訴えられる可能性もあります。
そうなると、あなたにまで被害が生じてしまいます。
そして、もしあなたが転職先を探しているなら、このような会社に勤めてはいけません。
「でも見分け方がわからない」という人、実は見分ける方法が一つあります。
このような会社は常に人の入れ替えが生じています。
よって求人情報にも常に載っています。
こんな会社は要注意ですね。
もし「転職を考えようかな…」と思われた人は、こちらの記事も覗いてみてください。介護職で転職をおすすめしない人の特徴とは?!【転職を成功させるためには自己分析とリサーチが必要】
「労働環境が悪い(サービス残業など)」
- 業務開始時間前の出勤があたりまえ
- 有給休暇を消費することができない、もしくは消費するのが悪いという雰囲気
- サービス残業は毎日のこと
その上給料が低いという状況の介護職は多いです。
ずっとその職場で働いているとそれが当たり前で、当たり前のことに反発する職員は悪、という雰囲気になってしまいます。
他の会社を見てみましょう。
もっと働きやすくスタッフを大事にしてくれる会社はたくさんあります。
スタッフを大事にしている、そんな会社であなたの能力を存分に発揮してほしいです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
今は「転職は良くないこと」という時代ではありません。
もしあなたが今回お伝えしたような内容でお悩みなら、是非転職を考えてみてはいかがでしょうか。
「誰かに相談してみたい」という場合は、ハローワークへ行くことをおすすめします。
たくさんの情報があるので、参考になると思いますよ。
それではこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございまし
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また介護現場で働く方で「副業で稼ぎたい」という方に向けて、僕のおすすめな副業方法についてNOTEを書いています(下の画像をクリックすると読めます)。
興味のある方は、是非のぞいてみてください!
た。