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転職のノウハウ

異業種から介護職への転職は増えている?転職を失敗させない方法を紹介!

介護業界への転職を考えている。でもそこまで詳しくはない。詳しくないから、不安もある。そもそも異業種から介護業界への転職をする人って多いの?
とも
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こんな悩みや疑問のある人に向けて記事を書きました。

こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。僕の働く法人には、異業種から介護業界へ転職してきた人が多いです。そして、その内のほとんどが役職者に昇格しています。

本日のテーマ

異業種から介護職への転職は増えている?転職を失敗させない方法を紹介!

筆者

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

当ブログは医療・介護職に役立つ情報向けに作っていますが、介護職を目指す人へ有益となる情報も発信しています。

読者さんへの前おきメッセージ

サービス業や飲食店などの多くの会社がコロナ禍の影響により倒産しています。その結果、介護職への転職を希望されている人が増えています。

ただ無資格で何の準備もしないまま、新人教育制度が整備されていない会社に就職した場合、ついていけず退職してしまうケースもあります。

この記事では異業種から介護業界へ転職する場合、どのようなポイントを押さえておくべきか解説しています。少しでもお役立てできれば嬉しいです。

この記事を読む価値

  • 異業種から介護業界への転職をイメージすることが出来ます。
  • 異業種からの転職で、失敗する人の特徴を知ることが出来ます。
  • 転職を成功させるためのポイントを知ることが出来ます。

 

早速、見ていきましょう。

異業種から介護職への転職は多い?

こちらのグラフをご覧ください。

有効求人倍率のグラフ

引用:厚労省HP

とも
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2021年だと、全職種の有効求人倍率が1.13に比べ、介護サービスの職業は3.60もあります。

これだけ需要があるならそのぶん転職者も多い、ということが読み取れます。

異業種から介護職への転職数のデーター等は見つかりませんでしたが、僕の周りにも結構多い印象です。

僕の働く会社では以下のような異業種から転職した経歴の人たちがいます。

  • 福祉用具
  • 不動産
  • レストランのシェフ
  • 工場
  • 大手車メーカー

理由のほとんどが「会社が倒産した」または「リストラに合った」とのことです。

更に多かったのが「前職がブラック企業だった」という理由です。

サービス残業は当たり前、人間関係は最悪、ハラスメントは飛び交うなど…。

介護の資格である″初任者研修″は、働きながらでも4か月程度で取得できるため、介護業界は比較的転職しやすく、また20代、30代だと無資格でも正社員として雇用してくれるところもあります。

そういった理由から、介護業界への転職を決めた人が、僕の周りには多いです。

異業種から介護職への転職した場合、すぐやめる人は多い?

こちらのグラフをご覧ください。

介護の離職率のグラフ

引用:介護労働実態調査

とも
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事業所の取り組み、国、地方自治体の政策などによって、介護業界は年々、離職率は低下しているようです。

異業種から介護職への転職においても、それに伴って離職率は低下しているものといえます。

ですが、やっぱり一定数は離職される方もおられます。

離職する原因は以下のようにあげることが出来ます。

異業種からの転職者が離職する理由
  • 身体的・精神的負担
  • 知識や技術不足
  • 働き方の適応困難

それぞれ、具体的に見ていきましょう。

身体的・精神的負担

介護職は、身体的・精神的負担が大きく、疲れることが多い職業です。

認知症の方々と接することもあり、忍耐力が求められます。

それに加え重い利用者さんの介助なども強いられその負担に耐えきれず、やめてしまうことがあります。

また介護職は、利用者さんやその家族との関係性が密接になります。

そして関係性が良い利用者さんの生死に関わる状況にも直面することがあります。

これらの心理的な負荷が大きすぎると、精神的に疲れ果ててしまい、やめてしまうことがあります。

知識や技術不足

介護職は、知識や技術が重要な職業です。

なんの準備もなく、いきなり現場に出るとついていくことが難しい場合があります。

転職先の新人教育制度が整備されて機能されているかは重要です。

まだまだ「見て学べ」といったスタイルの会社も多いです。

そのような会社に勤めた場合、やりがいやモチベーションが下がり、やめてしまうことがあります。

働き方の適応困難

介護現場は女性職員が多いです。

施設等で働く介護職員の男女比は、女性が73.0%、男性が23.3%。訪問介護員に関しては、女性が88.6%も占めており、女性のほうが圧倒的に多いです。

そんな中で男性が働く場合、なかなか周囲に溶け込めず、浮いてしまうこともあります。

そうすると、業務を教えてもらうこともできず、ストレスを抱え辞めてしまうこともあります。

働きながら無料で資格を取得する方法

パソコンに向かう女性
とも
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言うまでもないですが、介護の資格を取得していると転職にはかなり便利です。

正社員雇用の求人も大幅に増えます。

介護の資格で初めにとる資格は【初任者研修】です。

でも初任者研修を取得するのには1~4か月はかかります。費用は5~10万円程度です。

初任者研修について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。介護職員初任者研修の内容を解説【費用、テスト内容、取得に要する時間、道のり、資格取得後の未来まで】

「そんな時間はない」という人にお勧めなのが、″無料で働きながら資格を取得する方法″を使うことです。

それは以下の3つの方法です。

無料で働きながら資格を取得する方法
  1. カイゴジョブアカデミーの「特待生キャンペーン」を使う
  2. 転職サイト【かいご畑】の「キャリアアップ応援制度」を使う
  3. ハローワークを使う

それぞれ具体的に見ていきましょう。

1、カイゴジョブアカデミーの「特待生キャンペーン」

まずは、カイゴジョブアカデミーの「特待生キャンペーン」です!

簡単に説明すると、一定の条件を満たすことで資格取得を無料で目指しながら、カイゴジョブアカデミーが推薦する会社で働く、といったものです。

カイゴジョブアカデミーの推奨する会社は複数あり、自分に合ったものを選ぶことが出来ます。

この制度を使って、実務者研修や介護福祉士の取得し、さらに正社員として働くことが出来ます。

詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。初任者研修/実務者研修のスクールはここ一択【カイゴジョブアカデミーはなぜ評判が良いのか?!】他社比較あり

2、転職サイト【かいご畑】の「キャリアアップ応援制度」

転職サイト【かいご畑】の「キャリアアップ応援制度」を使うこともお勧めです!

これも同様で、資格取得を目指しながら仕事ができる制度です。

この制度は、無資格の状態でも有資格者向け求人に就職することができます。

これがどういうことかというと、一般的な会社は保有資格によって給料が違います。その場合、資格保持者と同様の基本給をいただくことが出来ます。

また、資格手当がある会社ならそれをいただくこともできます。

【かいご畑】の「キャリアアップ応援制度」について詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。【最新2023年版】介護職おすすめ転職サイト・エージェントBEST3【特徴、口コミあり】

3、ハローワークを使う

条件を満たすとハローワークを使って、無料で資格を取得することもできます。

ハローワークは公的な機関であるため安心して利用できます。

デメリットとしては、資格取得までに長期間かかることや、振替受講が出来ないことなどがあげられます。

ハローワークについて詳しく知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。【初任者研修・実務者研修の取得】費用を無料にできるかも!まずハローワークに行くべき3つの理由。

異業種から介護職への転職を考える上でのポイントは?

指をさしている男の人

異業種から介護職への転職を考える際には、以下のようなポイントが重要となります。

給料について調べる

給与水準の把握は必要です。

転職先を決める前に以下の項目について確認が必要です。

  • 年収は今と比べて納得のいくものか
  • 年間休日数に対して年収は妥当か
  • キャリアアップ制度は整備され、昇給の可能性はあるのか

介護職の給与について詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。【介護士の給与事情を徹底解明】自分の年収は平均より低いのか?!今後はあがっていく可能性はある?!

心身の健康状態

介護の仕事は体を使います。

利用者さんを車いすからトイレへの移乗を手伝ったり、前かがみの状態でオムツを交換したりします。

よって、膝や腰への負担はかかる為、「腰や膝に持病があります」という人には向いていないかもしれません。

またグループホームや特別養護老人ホームなどでは、夜勤があります。

夜勤は手当がつき、給料がUPしますが、そのぶん体へ負担がかかる業務です。

夜勤に入る回数は、平均すると5回/月~7回/月程度ですので、「自分は夜に起きていても体調を壊さないか」を考えておく必要があります。

もちろん、夜勤のない、デイサービスや訪問介護などで働くという選択肢もあります。

向き不向き

介護職には向き不向きがあります。

介護は人と関わる仕事です。人と接することが苦手な人、また高齢者が苦手な人には向いていないかもしれません。

そしてシフト制の施設が多く、祝祭日の出勤も必要です。普通は土日祝日が休みな業種が多い中、介護サービスはそうはいきません。

場所によっては365日シフト制で、夜勤も必要な現場もあります。

事前に確認が必要です。

介護職に絶対に必要な業務として「入浴介助」と「トイレ介助」があります。

もちろん″慣れ″もありますが、極度の潔癖症の人には無地邸内業種かもしれません。

他にもデイサービス等ではレクレーションが必須で、大衆の前でクイズや体操をする必要もあります。

このように事前に「どんな業務があるのか」を調べておく必要があります。

介護職はやりがいのある仕事です

楽しそうな人たち
とも
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社会には、「淡々とこなすだけで誰からも褒められない」、また「お客さんに気を使いすぎて気力が持たない」、といったものがあります。

介護職は、高齢者や障がい者、病気の方など、支援が必要な人々をサポートする仕事です。

あなたの力で誰かの生活を支え、その人の笑顔や感謝の言葉をもらえることができるという喜びがあります。

また介護職は、さまざまな人と関わることができるため、医療・介護の知識だけではなくコミュニケーション能力など、さまざまなスキルを身につけることができます。

社会貢献度が高いという意味でもやりがいのある仕事です。

高齢化の進む現代社会において介護職は、社会にとって非常に重要な役割を担っています。

おわりに

ありがとう、と書いている途中

いかがだったでしょうか。

異業種から介護職への転職は、情報もなく勇気のいるものです。

「なかなか決断が出来ず、誰かに相談しながら決めたい」、と思っておられるかもしれません。

そんな人には介護業界に特化した転職サイトや転職エージェントを使ってみることをお勧めします。

転職サイト・エージェントは転職のプロです。

書類の整え方から面接対策まで相談に乗ってくれます。

転職サイト・エージェントについて詳しく知りたい人は、こちらの記事を読んでみてください。【介護職・医療職の転職者必見】失敗しない為には転職サイト・エージェントをおすすめする理由

それではこれで終わります。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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介護士の資格取得/スキルUP/転職について記事を書きています。 作業療法士/介護福祉士/ケアマネージャー資格等の保有