こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。50歳からでも全然可能です。
【介護業界への転職】50歳未経験でも介護職として働けるか？【体力に不安があるなら○○○○がおすすめです！】
筆者
記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。普段は採用担当者もしており、その経験から記事を執筆します。
読者さんへの前おきメッセージ
50歳未経験でも介護職として働くことができます。介護職は人手不足が続く業界のため、年齢や経験に関係なく、多様な人材を求めています。
しかし、50歳にもなると身体的にも精神的にも負荷がかかる場合があるため、体力や気力に自信があるかどうかをよく考えてから就職を検討することをお勧めします。
本記事での後半では体力にあまり自信がない人におすすめな介護サービスを紹介します。最後まで読んでいただけると嬉しいです。
この記事を読む価値
- 50歳から始めて失敗する人と成功する人の違いがわかります。
- 50歳から始めるのにオススメな職場を知ることができます。
- あなたに適した職場の探し方がわかります。
早速、見ていきましょう。
50歳から介護の仕事に就く人っているの？
僕の働く職場にも50歳以上で面接に来られる人はおられます。
介護職としての経験が豊富な人も来られますが、未経験で、新たなチャレンジとして面接に来られる人もいます。
前職でリストラされた人などもいますが、50代で親の介護を経て介護に興味を持ち、介護職を始めるケースなどもあります。
50代で新たなチャレンジに介護職を選ぶのは、すごく良いとは思いますが、一つだけ注意点があります。
「介護職という仕事はどういうものか」をしっかり理解して応募する必要があります。
たまに「膝の状態が悪くて…」と足を引きづりながら面接に来られる人もおられますが、膝が痛い状態で移乗介助などをするのは無理です。
50歳から介護職を初めて、失敗する人の特徴
以下のような認識不足で転職を失敗する場合があります。
- 身体的・精神的な負荷が自分のキャパを超えている場合
- コミュ二ケーション力が足りていない場合
- 「介護職としてやっていくんだ」という意思不足
具体的に説明していきます。
身体的・精神的な負荷が自分のキャパを超えている場合
介護職は身体的にも精神的にも負荷が高い職業です。
体重の思い高齢者を抱えたり、中腰でオムツ交換をしたり、時には認知症の高齢者から酷いことを言われる場合もあります。
そんな時「この年齢になってこんな仕打ちを受けるとは…」とネガティブにとらえ、自分に合わないと感じる場合、仕事のパフォーマンスが低下し、失敗につながる可能性があります。
コミュニケーション能力が足りていない場合
介護職には、人と接することが多く、コミュニケーション能力が重要です。
また忍耐力、協調性などが求められます。
利用者さんとは勿論ですが、スタッフとも良好な関係を築く必要があります。
「年下上司とは合わない、女性上司とは合わない」などスタッフと良い関係性が得られない場合、ストレスやトラブルが発生し、失敗につながる可能性があります。
「介護職としてやっていくんだ」という意思不足
介護職は、慢性的な人手不足や厳しい労働環境などがあるため、「介護職としてやっていくんだ」という固い意志が必要な場合もあります。
意志が弱く、モチベーションが維持できなくなる場合、失敗につながる可能性があります。
よくあるモチベーションの維持できなくなる例は以下のようになります。
1、業務量の多さ
そのうえ退職者によって自分にかかる負担が増えたり、スタッフの急な欠員が続きフォローを強いられることが多々あります。そんなことが続くと身体が披露しモチベーションが維持できなくなります。
２、給与・待遇の低さ
介護職の給与・待遇は一般企業と比べると″良いほうだ″とは言い切れません。「この仕事量でこの給料か…」と感じてしまうとやりがいやモチベーションを維持するのが難しくなることがあります。
３、ワーク・ライフ・バランスの悪さ
介護職は夜勤や残業が多い職種であり、自分の時間がなくなることがあります。そのため、家庭や趣味などのプライベートな時間を確保することができない場合、ストレスや疲れがたまり、辞めてしまう場合もあります。
これらの失敗を避けるためには、事前に「介護職とはどういう仕事か」といった情報収集をしっかりしておく必要があります。
また転職したいと思っている会社の条件をしっかり踏まえたうえで、自分自身が本当にやりがいを感じることができるかどうか、また、体力や気力に自信があるかどうかをよく考え、転職を決めることが大切です。
50歳から介護職を始めて成功する秘訣が知りたい
1、前向きな姿勢
仕事に対して前向きな姿勢を持ち、自分の成長や仕事の向上に努めることが必要です。時には失敗したり、また利用者さんから嫌なことを言われたりする場合もあります。失敗や困難にぶつかっても、前向きに解決策を模索し、学ぶ姿勢を持つことが成功への道です。
２、コミュニケーション能力
介護職は人と接することが多いため、コミュニケーション能力が求められます。相手の話を聴く姿勢や、アドバイスを求めることが大切です。上司や同僚とも「報告・連絡・相談」を怠らないことが重要です。
３、スキルアップ
介護職は常にスキルアップが必要です。初任者研修→実務者研修→介護福祉士とスキルアップを図ることで知識や経験が身に付き、給料も上がります。また社内研修や勉強会に参加し、知識や技術を磨くことも大切です。
以上の秘訣を実践することで、50歳からの介護職でも成功することができます。
50歳から介護職を始めるならどんな介護サービスがおすすめ？
１、訪問介護
訪問介護は、高齢者が自宅で生活することを支援するサービスで、自宅を訪問し、身体介護や生活援助、家事援助などを行います。
50歳から介護職を始める場合、比較的身体的な負担が少なく、あなたの自宅周辺でも働くことができるため、初めての介護職としては適していると言えます。
２、有料老人ホーム
有料老人ホームは、高齢者が共同生活をする施設で、食事や入浴、医療などのサポートを提供します。
50歳から介護職を始める場合でも、有料老人ホームでの勤務は可能で、比較的安定した勤務環境が用意されているため、安心して働くことができます。
３、老人保健施設
老人保健施設は、高齢者がリハビリや看護、介護などのサポートを受けながら、生活する施設です。
50歳から介護職を始める場合でも、看護やリハビリのスキルを学ぶことができ、幅広い知識を身に付けることができます。
４、デイサービス
デイサービスは、高齢者が一時的に施設に入り、日中の生活をサポートするサービスです。
夜勤がないので50歳からでも身体への負担が少ないと思います。
ですが、送迎やレクレーションなど幅広い能力を要するため事前に見学などをして働けるか確認する必要があります。
どの介護サービスが適しているかは、個人の能力や希望によって異なります。
でも50歳から介護職を始める場合には、身体的負担の少ない訪問介護や、安定した勤務環境が整っている有料老人ホームなどが、比較的適した選択肢と言えます。
体力に不安な人は訪問介護がおすすめ
訪問介護とは、高齢者が自宅で生活するためにスタッフが訪問し、介護や生活支援を行うサービスです。
訪問介護は、利用者さんと直接ご自宅で接することができるため、やりがいや充実感を感じられる仕事です。
また、あなたの自宅を拠点として働けるため、家庭との両立もしやすく、ワークライフバランスの良い働き方ができます。
ただし、訪問介護は利用者の自宅に伺うため、様々な事情や環境に直面することがあります。
利用者や家族の要望に応えたり、思いがけない事態に遭遇することもあるため、ストレスや疲労がたまりやすい仕事でもあります。
そして訪問介護スタッフとして働くには、介護職員初任者研修（ホームヘルパー2級）や介護職員基礎研修（ホームヘルパー1級）などの資格を取得する必要があります。
訪問介護に興味がある場合は、まずは介護職員初任者研修の資格取得を目指すことが第一歩となります。
その後、介護職員として経験を積みながら、訪問介護に特化した研修や勉強会などに参加することで、より一層のスキルアップを図ることができます。
介護職員初任者研修について知りたい人はこちらの記事をご覧ください。介護職員初任者研修の講義内容を解説【資格取得までをイメージできます】
まずは訪問介護の″生活援助″から始めよう
先ほど「訪問介護は、思いがけない事態に遭遇することもあるため、ストレスや疲労がたまりやすい仕事でもる」とお伝えしましたが、不安な人は生活援助から始めるのを推奨します。
生活援助とは、高齢者が日常生活を送る上で、必要とされる身の回りのお世話や家事を手伝うサービスです。
生活援助は、身体介助に比べると身体的な負担が少なく、比較的簡単な作業が多いため、介護未経験の方でも始めやすい仕事の一つです。
また、生活援助を行うことで、利用者とのコミュニケーションが増え、人間関係を築くことができるため、やりがいを感じることができます。
まずは生活援助から始めて、利用者の生活に寄り添いながら、介護職員としての経験を積むことができます。そして、将来的には身体介護にも挑戦することができるかもしれません。
生活援助から始めることは、50歳で未経験者には比較的スムーズに仕事に慣れることができる選択肢の一つです。
「できれば早く始めたい」と考えている方は、すぐ初任者研修を取得しましょう。
無料で資料請求できるサイトを以下に貼っておきます。
僕のオススメな無料資料請求サイトです。
おわりに
いかがだったでしょうか。
50歳から介護の仕事を始めるには、職場選びが非常に重要です。
でも未経験なこともあり、不安は尽きないかもしれません。
そんな人は転職エージェントを使いましょう。
エーシャントは転職のプロで、あなたの条件や心身の状態にあった職場を探して提案してくれます。
それだけではなく、無料で書類や面接の準備までしてくれます。
もし興味がある人はこちらの記事もお読みください。【介護職・医療職の転職者必見】転職で失敗しない為には転職サイト・エージェントを使うべき理由
それではこれで終わります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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