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転職のノウハウ

「なぜ転職に失敗ばかりしてしまうのか?」介護職の転職で成功する秘訣!

何度転職してもよい会社に出会わない。運が悪すぎるのかしら?何か方法はないのかな?
とも
とも
転職に失敗するのは「あること」をしていないからです。

こんにちは、とも(@tomoaki_0324)です。「あること」とは職場見学です!

職場見学といっても、何を見るのか、何を聞くのかを準備しておくことが大事です。

本日のテーマ

「なぜ転職に失敗ばかりしてしまうのか?」介護職の転職で成功する秘訣!

筆者

記事を書いている僕は、作業療法士として6年病院で勤め、その後デイサービスで管理者を4年、そして今はグループホーム・デイサービス・ヘルパーステーションの統括部長を兼務しています。

日々忙しく働かれている皆さんに少しでもお役立てできるよう、介護職に役立つ情報をシェアしていきたいと思います。

読者さんへの前おきメッセージ

転職で失敗ばかりしていると、「自分が悪いのか…」とネガティブな思考になってしまいがちです。

でも意外知らないだけで、他業種でも転職を複数回している人はざらにいます。

あまりネガティブにならず「次に失敗しないために、どんな準備をすればよいか」という思考でこの記事を読み進めてみてください。

きっと、あなたのお役に立てるはずです。

この記事を読む価値

  • 世間の離職率や介護職が退職する理由などがわかります。
  • 職場見学の際、どのような準備をすればよいかがわかります。
  • 転職の失敗する確率を、限りなく低くする方法をお伝えします。

 

早速、見ていきましょう。

介護職の離職率

トモ
トモ
はじめに介護職の離職率について考えてみます。

他の職業と比べると、介護業界の離職率は「やや高め」です。

比較してみると、下記のようになります。

業界 離職率
宿泊業・飲食サービス業 25.6%
生活関連サービス業・娯楽業 22.3%
サービス業(他に分類されないもの) 18.7%
教育・学習支援業 15.4%
医療・福祉 13.5%
卸売業・小売業 12.3%
学術研究・専門技術サービス業 11.9%
運輸業・郵便業 11.5%
不動産業・物品賃貸業 11.4%
鉱業・採掘業・砂利採取業 10.0%
製造業 9.7%
建設業 9.3%
金融業・保険業 9.3%
情報通信業 9.1%
電気・ガス・熱供給・水道業 8.7%
複合サービス事業 8.1%

参考:厚生労働省「令和3年雇用動向調査結果の概要」

でも「高すぎる」というわけではなく、他産業でも離職率の高いものがあることがわかります。

まずは「自分ばかり失敗して、転職が多すぎる」と落ち込むのではなく、「他の人たちも似たようなものだ」とポジティブに考えるのが大事です!

介護職が離職を決意する理由

トモ
トモ
では介護職が離職を決意する理由は何でしょうか。

介護職の離職理由ランキングでは、毎年若干入れ替えはありますがいつも以下の5つがエントリーします。

離職理由ランキング
  1. 人間関係が悪い、合わない。
  2. 人手不足でとにかく、忙しい。
  3. 勤め先の運営方針が合わない
  4. 体力的が持たなくなった。
  5. 給料が低い

転職を考えた人は、もちろん求人票を一生懸命調べて転職先を選ぶかと思います。

でも①~③は、求人票からではわからないことが多いです。

求人を載せる側も、当たり前ですが良いことしか書きません。

もし①~③のリアルな内容を就職前から知ることができれば「こんな施設だとは思わなかった」と離職してしまう可能性をグンッと減らすことができるはずです。

できるだけ介護施設の内部情報を知る事が重要

気づいた男の子
トモ
トモ
介護施設では、まだまだ下記のような職場が多いです。
  • スタッフ同士の人間関係が悪い(いじめがある)
  • 当たり前のようにサービス残業を強いられる
  • 有給が取りづらい
  • 長時間労働が常態化している

ようするに「ブラック施設」です。

このような会社の状態は、求人票・ネット・ツイッターでいくら調べても、細かく知るのは不可能です。

転職エージェントに聞くのも良いですが、実際にそこで働いている人ではないので、「そこまで参考にならない…」という場合もあります。

僕のおすすめは面接前に職場見学に行くこと。

そして可能なら、半日~1日働かせていただくことをお勧めします。

実際に短時間でも働いてみると、いろいろなことがわかってきます。

一般職やパートの方から話を聞く

女性二人が面談をしている場面
トモ
トモ
職場見学に行くと、おそらく採用担当者からお話を聞いたり、施設を案内してくれたりするかと思います。

ただし、必ずしてほしいのが他の職員からも話を聞いてみることです。

ではどんな職員に話しかけるかというと…。

第一印象で良いので、自分と年齢も近く、気が合いそうなスタッフを探しましょう。

そして担当者の方へ「あのスタッフの方にもお話を聞いてみてもよろしいでしょうか」と許可をえてから話しかけてみます。

自分と似た価値観を持っている可能性が高いので、その方に見学前に準備していた内容を聞いてみます。

以下、準備しておくべき内容をお伝えしていきます。

職場見学で聞いておくべきポイント

トモ
トモ
では職場見学で聞いておくべきポイントをお伝えします。

複数あるので、あなた自身が優先順位を決めてから挑んでください!

  • 介護職員がしてはいけない医療行為を行なっていないか
  • 長時間労働・過重労働を強いられていないか
  • 休日数は適切か(平均は、年間111.5日)
  • 有給はとりやすいか
  • サービス残業の有無
  • 職員から利用者への暴力・虐待の有無
  • パワハラやセクハラの有無
  • 昇給や昇格の有無
  • スタッフの教育や研修がどのように行われているか

職場見学で見ておくべきポイント

トモ
トモ
次は、施設見学で見ておくべきポイントです。

もし可能なら、以下の項目と照らし合わせながら施設を見てみてください。

  • スタッフの表情、笑顔、あいさつ
  • スタッフの利用者さんへの言葉遣い
  • 施設内の掲示物は更新されているか
  • 施設内の清掃や消毒などがどのように行われているか
  • 施設内の温度や湿度、照明、臭い(換気状況)
  • トイレは清潔か(使用済みオムツやパットの保管場所)
  • 水回りの整理整頓
  • テーブル、椅子が整理されているか
  • 介護職の人数(介護職が少なく、忙しすぎないか)
  • 職員同士の会話や雰囲気
  • 職員の服装、身だしなみ

紹介予定派遣という手段

パソコンに向かい電話をしながら仕事をしている男の人
私はすでに転職を5回していて転職回数が多いです。もう二度と失敗はしたくありません
とも
とも
そんな人には"紹介予定派遣"がおすすめです。

紹介予定派遣とは簡単にいうと、派遣先の企業に直接雇用されることを前提として働くことです。

派遣期間中(6か月程度)に、直接雇用の契約を結ぶかどうかを企業と派遣社員がそれぞれ検討し、双方の合意が得られた場合はそのまま直接雇用となります。

紹介予定派遣を使うメリットは以下の通りです。

紹介予定派遣を使うメリット
  • 職場の人間関係や業務内容を知ることができる
  • 派遣会社が条件交渉などを代わりにしてくれる
  • 直接雇用を断っても、次の仕事が見つかりやすい
  • 上司と上手くいかなくても、我慢する必要がない
  • 派遣会社のアドバイスを受けて職場選びができる

履歴書に傷をつけずに、職場の中身を知れて、且つ、上手くいけば正社員として働くこともできます。

一度、検討してみてはいかがでしょうか。

派遣会社を選ぶなら、大手で安心して使えて、給料もよく、求人数も多い【きらケア】がおすすめです。介護士の派遣・求人なら!【きらケア 派遣】

転職サイトや転職エージェントを使うという方法

笑顔の男性と右肩上がりの矢印
トモ
トモ
転職で失敗しないために、良い転職サイトや転職エージェントを使うのも一つの手です。

良い良い転職サイトや転職エージェントは、以下のような内容がそろっています。

  • ホワイトな非公開求人が多い
  • 実際に利用した人の評判が良い
  • サポート丁寧・情報シェアがある
  • 交渉で給料アップが狙える

このようなことは自分一人で求人票を探しても、なかなかわかりません。

僕のおすすめする転職サイトや転職エージェントをご紹介します。

こちらの記事を読んでみてください。【最新2023年版】介護職おすすめ転職サイト・エージェントBEST3【特徴、口コミあり】

おわりに

いかがだったでしょうか。

僕のおすすめする方法は、

まず転職サイトやエージェントに登録する

➡紹介されて、「良い会社かも」と思ったら見学に行く

➡可能なら1日体験させてもらう

➡給料の交渉はエージェントにサポートしてもらう

この方法が、最も失敗が少ない転職方法だと思います。

是非、参考にしてみてください。

お知らせ
このブログサイトでは、介護の資格取得について役立つ情報をメインに運用しています。

もし興味のある方はこちらの記事もご覧いただけると嬉しいです。知らないと損!初任者研修/実務者研修取得の費用を無料にできる4つの方法【無料でも怪しくない理由が明確です】

また、管理職又はリーダーの方向けにnoteも書いています。

こちらでは以下のような【介護施設の必須研修】の研修資料を書いています。

介護施設の必須研修
  • 虐待予防研修
  • 身体拘束研修
  • プライバシーの保護研修
  • 緊急時対応研修
  • ハラスメント研修
  • 感染症予防研修 など

研修資料作成にお役立てできるかと思いますので是非ご覧ください。
とも@介護施設管理職|note

 

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tomoblog
介護士の資格取得/スキルUP/転職について記事を書きています。 作業療法士/介護福祉士/ケアマネージャー資格等の保有